普段から、人間の五感とは違った感覚をもち、飼い主さんの気持ちや、雰囲気など、些細な変化にも気づくことができるワンちゃん。
犬は地震の際は、地震を予知することができるのでしょうか。
地震が来た時にどんな反応を見せるのでしょう。
我が家の愛犬の場合は、地震が来る前に見せる行動があり、ソワソワとしていたり何もないはずなのに吠えたりという行動をすることが何度も地震を経験する中で発覚しました。
地震が起こったとき、犬が見せる反応に対し、地震から身を守り、安全に愛犬と避難をすることができるように、飼い主さんがとるべき行動などご紹介していきます。
犬は地震を予知できる?

犬は飼い主の感情を敏感に察知することができたり、飼い主が家の玄関につく前に帰ってくることを察知することができたり、人間よりも高い察知能力や人間の五感で感じるものとは間違う感覚を察知することができます。
そこで犬は人間が地震に気づく前に地震を予知することができるのでしょうか。
地震前に犬たちが見せる地震予知行動
中には地震を予知することができる犬がいます。
地震が来ることを予知したことで普段とは違う予知行動を見せることがあります。
しかし、何事もなく普段どおり過ごしているということも少なくないので、わんちゃん全員が地震を予知しているということではないですね。
実際に地震が来た時の犬の反応

実際に家が揺れ、地震が起きた時、犬も人間と同じように地震に対して反応します。
その子その子によって反応の仕方は異なりますが、以下の様な反応をすることがあります。
吠える
いつもとは違った吠え方をしたり、遠吠えをする子もいます。
不安や恐怖で激しく吠えてしまったりすることがあります。
隠れる
怖さからベッドの下やテーブルの下、普段入り込むことがないような場所などに隠れるという行動をとることがあります。
家具が倒れてしまい下敷きになってしまうということがあるので注意が必要な行動です。
走り回る
地震の恐怖からパニックになり、自宅の中などを走り回ってしまうということがあります。
落ちた食器や割れたガラスなどで怪我をしてしまうこともあるので注意が必要な行動です。
飼い主の側にくっつく
怖さから飼い主の側でぴったりとくっつく子もいます。
プルプルと身体が震える
恐怖で足がガタガタとしたり、身体全体がプルプルと震えたりということがあります。
地震が起きた時に飼い主がとるべき行動は?

では、地震が起きた瞬間にワンちゃんたちも色々な反応をします。
驚いたり、落ち着きがなくなってしまったり、怯えてしまったり、反応は様々です。
そこで地震の被害から愛犬を守るためにも、飼い主がとるべき行動をご紹介していきます。
まずは飼い主さんが落ち着く
まずは飼い主さんも地震が起こった時には驚きますし、恐怖を感じてしまうこともあります。
しかし、普段から飼い主さんの気持ちを敏感に感じ取ることができてしまうワンちゃんたちは、飼い主さんがパニックになってしまうと、ワンちゃんもより不安になってしまいます。
まずは飼い主さんが落ちついて冷静に行動することが大切です。
名前を呼んで声をかける
地震が起こった際、まずは愛犬の名前を呼んで声をかけましょう。
など、飼い主さんの声でワンちゃんを落ち着かせることが大切です。
驚きからパニックになり、走り回ったりしてしまうと、家具の下敷きになってしまったり、割れたガラスや食器で怪我をしてしまうことにも繋がるため、名前を呼びながら、飼い主さんの側へと呼びましょう。
どうしても、パニックのあまり、側に呼ぶことができず、走り回ってしまう場合は、怪我防止のために、ゲージに入れて落ち着くまで待機してあげることも1つの手としてあります。
撫でながら落ち着かせる
声をかけながら、身体を飼い主さんの側に寄せ、身体を撫でてあげるなどし、落ち着かせてあげましょう。
いつもどおり接してあげることで、ワンちゃんが落ち着いてくれますよ。
地震の揺れが収まったら・・・犬と避難を!注意点

地震の揺れが収まったら、津波などから身を守るために避難を行わなければいけない場合があります。
避難が必要であるという情報や自治体からの情報が確認でき次第、愛犬とともに同行避難をしましょう。
リードをつけて避難しよう!
パニックになり急に走り出してしまい、途中ではぐれてしまうことも考えられるため、リードをつけて避難をしましょう。
パニックから、いつものように、落ち着いて歩いて行動することは困難であったり、怯えていてなかなか歩いてくれないという場合は抱きかかえて避難します。
しかし、抱きかかえて避難する場合も、念のためにリードをつけた状態のまま抱っこして避難するようにしましょう。
犬に靴をは履かせよう
避難する際、ガラスや瓦礫などにより、足を怪我してしまうことがあるため、靴を履かせることができるのであれば、靴を履かせてから避難をしましょう。
大型犬で抱きかかえて避難するのは難しいという場合は特に、足を怪我から守るために靴を履かせることがとても大切です。
キャリーバックやゲージを活用
どうしてもリードをつけて避難することが難しいという場合などはキャリーバックやゲージにいれてあげた状態で避難してください。
はぐれるリスクを回避し、スムーズに避難行動に移ることが大切です。
犬のための避難グッズを忘れずに!

犬と避難をする際、飼い主さんの避難グッズとともに、犬のための避難グッズを忘れずに持っていく必要があります。
普段から準備をしておき、スムーズに持ち出すことができるようにしましょう!
犬のための地震避難グッズ
最低でも3日分~7日分はすぐに持ち出せるようにしておくとよいです。
最低限これらはすぐに持ち出せる避難グッズとして用意しておきましょう。
そこでおすすめなのがペット用防災バッグ10点セットです。

この10点セットのバッグに、愛犬の好みのドッグフードと愛犬が好きなおやつを約3日分と常備薬(服用している場合)10点セットのバッグにプラスして入れておくことでサッと持ち出すことができる避難バッグになります。
バッグの中が保冷可能素材になっています。
10点セットに入っているお水は賞味期限2年の長期保存可能で、マグネシウムやミネラルの含有量が少ないので安心して愛犬に飲ませることができます。
予防接種証明証と動物病院保険証のコピーも入れておくとより安心ですね。
避難用リードと一緒に置いておくことで、いざというときに、パッと持ち出すことができ、とても役立ちます。
愛犬の一次避難用の避難用具として、とても役立つバックです。
災害時に愛犬が脱走や迷子になってしまった場合、探す時には愛犬の写真が必要になります。
スマホに愛犬の写真が入っていても、災害時は充電が切れてしまい充電することができない場合もあるでしょう。
そんなとき、愛犬の写真をバックに直接プリントしてあることで探す手助けとなってくれます。
また、バックが大容量であるため、愛犬が好きな小さめのおもちゃなども一緒に入れておくのもよいですね!
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まとめ

犬は地震を予知することができて、地震が起きる前から落ち着きがなかったり、地震がおきてからパニックになってしまったりと、普段とは違う行動を見せることに最初はとても驚きました。
でも【犬は人間よりも鋭い感覚を活かして予知して危険を私達に教えてくれているのだ!と思うと、予知行動を活かして愛犬を守らなければいけないな!】と思うようになりました。
我が家では、地震の前にする予知行動を把握することができるようになってからは、予知行動を見せた時はすぐに「ハウス!」と声をかけ、愛犬の身を守りいつでもすぐに避難ができるようにしています♪
愛犬の予知行動=危険の警告!だと飼い主さんが愛犬からのサインを受け取ってあげることで、愛犬と飼い主さんが協力して地震から身を守りましょう!

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