愛犬とのお散歩中に地震の強い揺れを感じるという自体に見舞われた際、焦らずに正しく行動することはできますか?
地震の揺れを感じている間は、どしたらよいのか。揺れが収まったらどう行動すべきか。
命を守るための正しい行動をご説明していきます。
犬と散歩中に地震の揺れを感じたらどうしたらいいの?

では散歩中に地震の揺れを感じた場合はどのような行動をまず取るべきなのでしょう。
愛犬を落ち着かせてその場で待つ
まずは愛犬とその場で立ち止まり、揺れが収まるのを待ちましょう。
愛犬も揺れを感じたり、揺れによる音に驚きパニックになってしまうこともあるので、リードをしっかりと持って自分のそばに寄せてください。
周囲を確認し移動する
歩くことができそうな揺れの場合は、周囲の様子を確認し、物が落ちてこないような場所、建物から離れた場所など、安全を確保できる場所に移動し、揺れが収まるのを待ちましょう。
強い揺れを感じ立っていられないようなときは・・・
地震の揺れが強く、立った状態で揺れが収まるまで待つことができないという要な場合は、愛犬を抱きかかえた状態でしゃがみこみます。
しゃがんだ状態でぴったりと横に愛犬を寄せ付けるという方法でもよいです。
この場合も、よりパニックを起こしてしまったり、怖がってしまう子もいるので、声をかけながら、体を撫でたりし、愛犬を落ち着かせてあげましょう。
できれば飼い主さんは頭を守りながら、揺れが収まるのを待つとよりよいです。
地震の揺れが収まったら犬とどう行動すべき?

犬とお散歩中に地震が起き、地震の揺れが収まるまではその場で待機しますが、その後揺れが収まったらどう行動するべきなのでしょうか。
情報を確認する
スマートフォンを持っている場合は、地震の強さ、津波の有無をすぐに確認しましょう。
また、地方自治体、行政の放送などに耳を傾け情報を確認してください。
津波や土砂崩れから命を守る
強い地震のあとには、津波や土砂崩れなどが起こる場合があります。
津波や土砂崩れなどから身を守るためにも、高台へ避難しましょう。
このとき、すでに瓦礫や割れたガラスなどが道に散乱してしまっていることがあるので、愛犬はできれば抱っこした状態で避難するとよいです。
津波がくる場合は、家に戻らず避難を
大地震のあとに、津波注意報がでているのにも関わらず、一度家に戻ってから避難をしようという考えになってしまい、津波に巻き込まれてしまうということがあります。
家がある場所にもよりますが、高台ではないという場合は、お散歩中の地震が起きたその場所から、一度自宅にもどるのではなく、そのまま高台へ避難してください。
慌てず落ち着いて行動しよう

愛犬も普段とは違った状況に驚いたりパニックになってしまうことがあります。
そこで飼い主さんまでパニックになってしまうと、愛犬はより不安になってしまいますし、落ち着くことができなくなってしまいます。
まずは飼い主さんがしっかりと落ち着き、身を守りながら、愛犬に声をかけたり撫でたりし、大丈夫だよ、ということを伝えてあげましょう。
落ち着いた避難を行うことが命を守るために、とても大切です。
犬の散歩に行くときに持っておいたほうがよいもの

あまり家から遠くへのお散歩にはいかないからと、身軽すぎるお散歩をすることで、まさか起きないだろうと思っていたお散歩中に地震に見舞われてしまうということもあるのです。
普段のお散歩の際に、地震が起こってしまったときのためにも、うんちの処理などに必要なものと一緒に、小さいポーチなどに入れて最低限、持っておくとよいものがあります。
あまりにも毎日のお散歩に避難グッズを持っていくというのも大変ですよね。
できれば、避難グッズになるものを持ち歩くほうがよいのですが、最低限上記の物を持っておくと、急な地震のときに多少、役立ちます。
まとめ

愛犬と一緒のお散歩中に地震が起こってしまったら、飼い主さんもびっくりしてしまうでしょうし、怖くなってしまいます。
愛犬と飼い主さんの命を守るためにも、飼い主さんは落ち着いて揺れが収まるのを待ち、一緒に避難するようにしましょう。
また、避難し、いったん落ち着いたときには、愛犬に声をかけたり撫でたりハグしたりしながら、愛犬を落ち着かせてあげられるとよいですね。
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