避難生活で犬はストレスが溜まる!限界のサインは?上手な発散方法は?

今回の記事の内容は・・・

犬のストレス限界のサインは?

では、愛犬が避難生活中でストレスを感じ、ストレス限界のときに見せるサインです。

 以下のようなサインを見せて限界を伝えてくれます。

  • 前足を舐め続ける 皮膚がただれ細菌が侵入する原因に
  • 破壊行為をする
  • トイレを失敗する
  • 体をかいたり毛をむしる
  • 飼い主や他の人に攻撃的な行動をとる(唸ったり、)
  • 吠えたりパニックになる
  • 食欲が軽減する
  • 脱毛が起こる
  • 下痢や嘔吐をする

 

犬との避難生活でストレスを解消してあげるための方法は?

では、避難生活の中でストレスが溜まった犬のストレスを解消してあげられる方法をご紹介していきます。

声をかけて異常行動を止める

前足を舐め続けていたり、毛をムシったりという自傷行動に近い行動に夢中になってしまっている時は静止してあげます。

飼い主さんが声をかけて意識を逸らしてあげましょう。

遊びに誘う、スキンシップをとることで、その行動に夢中になっている状態をやめさせてあげられます。

酷くなると怪我や病気など医師に見せなければいけない状況になってしまいます。

できるだけ酷くなる前に意識を逸らしながら、静止しましょう。

噛むおもちゃでストレス発散

犬用の噛むガムや噛むおもちゃを使ってストレスを発散させてあげましょう。

避難グッズの中に入れておくことをオススメします。

わんちゃんは、噛むことが本能的に好きなので、ストレスを発散することができます。

噛むおもちゃで、避難生活でのストレスを発散させてあげましょう。

できるだけ多い運動・散歩

できるだけ体を動かす運動や散歩をしてあげるとよいです。

散歩は1番のストレス解消になるといっても過言ではありません。

  • 避難所の周りの安全が確保されている道。
  • 車から出て安全が確認できている道路。
  • 避難所の周りを何周も周るでも可。

いつもより少し多めに、愛犬が満足できたなというくらい、散歩をしてあげましょう。

外の空気、日光など自然に触れられることも、ストレス解消に繋がります。

トイレの失敗は叱らない

普段失敗することがないのに、トイレの失敗をしてしまうことがありますが、不安や恐怖などによるストレスの限界で起こってしまっていることです。

叱ってしまうと、より強いストレスを与えてしまうことになるので、「ここにしようね!」と声をかける程度で、サッと清潔に清掃してあげてください。

食欲が低下した時は豪華なごはんを

ストレスが原因で食欲が低下してしまうことがあります。

しかし、栄養不足や水分不足もストレスの原因になってしまいます。

食欲が低下している時は、普段よりも少し豪華なご飯にしてあげましょう。

フードにペースト状のものをトッピングしてあげる、レトルトのものなどをトッピングしてあげると良いです。

レトルト系のものだと、水分補給にも繋がるのでとても良いです。

たくさんのスキンシップを

やはり愛犬にとっての癒しは、飼い主さんとのスキンシップです。

たくさん声をかけてあげたり、好きな場所を撫でてあげたり、スキンシップを沢山とりましょう。

そうすることで、地震の揺れなどに対する恐怖や普段の生活と違った環境での不安を、解消してあげられる事につながります。

避難生活中は、飼い主さんも恐怖や不安で顔が強ばってしまっていることが多かったり、焦ってしまっていたりという顔色や行動を自然ととってしまいがちです。

飼い主さんの仕草を敏感に感じ取るのがわんちゃんです。

できるだけ普段通りの飼い主さんで接してあげられる時間を増やしてあげましょう。

 

犬にクレートトレーニングをしておくことは大切

普段とは違う場所での避難生活。

他の動物、知らない人間が沢山いる場所での生活、普段の環境音とは違う場所での生活は、わんちゃんにとってストレスになります。

その中で、自分だけのテリトリーとしてクレートの中が落ち着くことが出来る場所であると、ストレスを軽減してあげられることに繋がります。

普段の生活の中で、クレートトレーニングをして「落ち着くことが出来る場所「落ち着いて寝ることができる場所」としておくことで、避難所生活でも役立ちます。

クレートトレーニングの関連記事:避難所でも快適に過ごすために愛犬にはクレートトレーニングをしておこう

クレートの中は清潔に保ってあげよう

愛犬が避難生活でもストレスなく快適に過ごすことが出来るように、クレートの中はいつでも清潔にしておいてあげましょう。

避難生活で犬の嘔吐や下痢が続く時は…

嘔吐や下痢が続く時、皮膚がただれてしまっている、などの体調不良が見られる場合は、出来るだけ早く医師に診てもらうことです。

しかし、避難生活中は、普段通っているかかりつけの医師とは別の医師に診察してもらうことになる場合も多いものです。

その際、スムーズに正しく診察してもらうためにも、予防接種済み証やお薬手帳などのコピーを避難グッズに入れておくと良いです。

まとめ

  • 避難生活は犬にとってもストレスが溜まる
  • ストレス限界のサインは見落とさないようにしよう
  • お散歩が1番のストレス解消
  • スキンシップで安心を
  • 避難グッズには噛むおもちゃと好きなおやつを
  • クレートトレーニングをしてクレートが安心できる場所であるとよい
  • 症状が酷い場合は出来るだけ早く医師に見てもらおう
ひとこと

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