地震の際、猫ちゃんも突然の揺れや揺れによる音、飼い主さんの驚く様子や音にびっくりしてパニックになってしまうことがあります。
猫がパニック状態になっていても、スムーズに避難行動を行う必要があります。
普段通りに飼い主さんがだっこできる状態ではなく、捕まえることができずに避難が遅れてしまうことがあります。
そこで今回は、愛猫を地震から守るためにも、避難グッズと一緒に用意しておくべき洗濯ネットについてご紹介していきます。
洗濯ネットを使用することによるメリット、使用方法、注意点など詳しく確認しておきましょう。
猫が地震でパニックに!猫がとる行動に注意

猫ちゃんは地震が起こると、恐怖や驚きでパニックになってしまうことがあります。
地震が怖いと感じ猫がとる反応や行動
鳴く
いつもとは違った声の鳴き方をすることがあります。
不安や恐怖で激しく鳴いてしまうこともあります。
隠れる
怖さからベッドの下やテーブルの下、普段入り込むことがないような場所などに隠れるという行動をとることがあります。
家具が倒れてしまい下敷きになってしまうということがあるので注意が必要な行動です。
走り回る
地震の恐怖からパニックになり、自宅の中などを走り回ってしまうということがあります。
落ちた食器や割れたガラスなどで怪我をしてしまうこともあるので注意が必要な行動です。
プルプルと身体が震える
恐怖で足がガタガタとしたり、身体全体がプルプルと震えたりということがあります。
猫が地震を怖いと感じた時の脱走に要注意

猫ちゃんの場合、地震が怖いと感じたときに、一番に注意しなければならないことが脱走です。
猫の習性上、怖いと感じた時に、その場所から、いち早く逃げ出そうします。
その場から遠ざかろうとするのです。
そのため、自宅がきしむ音がして、ガタガタと窓ガラスや家具の音がして怖いと感じた瞬間に屋外に飛び出してしまうということがあります。
一度怖いと思った場所には帰らない
猫ちゃんは一度怖い思いをした場所には、二度と帰らなくなってしまうことがあります。
いつもなら脱走してしまっても、時間が経つと帰ってきていた子でも、地震が怖いと感じたあとは自宅に帰って来なくなってしまうということがあります。
そのため、地震が怖いと感じたときに出ていってしまったっきり、会えなくなってしまうということがあるため、脱走は絶対に阻止する必要がありますね。
猫とスムーズに避難するために洗濯ネットを

地震が怖いと感じたことで、普段は飼い主さんの抱っこを嫌がったり、暴れたりしない子でも爪を立てて暴れてしまい、抱っこすることができなくなってしまうことがあります。
その場合、洗濯ネットを活用し、逃げることができないようにすることをおすすめします。
少しかわいそうだなと思うかもしれませんが、猫ちゃんのいのちを守るために、大切な対策方法です。
避難時に猫に洗濯ネットを活用するメリット

避難をする際に猫に洗濯ネットを活用するメリットについてです。
スムーズに猫をクレートへ
避難をする際に、クレートに入れてから避難するのが一番安全です。
しかし、普段は抱かせてくれる愛猫ちゃんが暴れてしまっていると、クレートにいれるまで時間がかかってしまいます。
そこで洗濯ネットを被せてチャックを締めた状態で持ち上げるようにしてあげると、クレートへスムーズにいれることができ、いち早く避難行動を進めることができます。
猫が落ち着く
地震でパニックになってしまっている猫ちゃんを洗濯ネットにいれるのは、可哀想だなと思うかもしれませんが実は猫ちゃんにとって洗濯ネットのような狭い場所に隠れるように入ることで、安心をするということがあります。
猫の避難グッズと一緒に洗濯ネットを!選び方

愛猫ちゃんのために避難グッズと一緒に準備しておくべき洗濯ネットの選び方についてです。
サイズ
猫ちゃんよりも一回りくらい大きいサイズの洗濯ネットにしましょう。
すっぽりとはいるサイズがよいです。
素材
目が荒い洗濯ネットがよいです。
また、パニックになってしまった猫ちゃんが爪で引っ掻いても、噛みついてしまっても、破れないような、できるだけ強い素材のものを選びましょう。
日頃から猫と洗濯ネットで遊んでおくのも良い!

地震などの災害時に避難を行う際、急に洗濯ネットを使用するのは、猫ちゃんも驚いてしまったり、飼い主さんもうまく被せて入れることができないということが考えられます。
そのため、日頃から遊びの一貫で、洗濯ネットを使用してみておくのもおすすめです。
上から被せるようにしたり、中に誘導して入らせてみたり、恐ろしいものではないというイメージを教えてあげておくのもよいですね。
避難の際に猫に洗濯ネットを活用する際の注意点

猫ちゃんと避難をする際に活用するとよい洗濯ネットですが、注意点もあります。
長時間は使用しない
地震のあとの避難行動が落ち着き、避難所についたり、車の中などで落ち着いたら、洗濯ネットからは出してあげましょう。
長時間使用するのは、やめてください。
罰として使用することはしない
普段から罰として使用するなどはやめましょう。
洗濯ネットが怖いものではない印象を与え、安心できるように使用してください。
まとめ

いかがでしたでしょう。
猫ちゃんを地震から守るために、スムーズに確保し、避難行動を行うことが大切です。
愛猫ちゃんが脱走してしまったり、隠れてしまい避難が遅れてしまうということが起こらないように、洗濯ネットを避難グッズと一緒に用意しておくととても助かります。
ぜひ、猫ちゃんの避難グッズとともに洗濯ネットを用意しておきましょう。
コメント