ワンちゃんにとって、散歩は日々の中でとても大切なものですよね。
しかし、大雨の日のお散歩には危険もたくさん潜んでいます。
警報級の大雨の場合は土砂災害や洪水などの危険性もあります。
また体調不良や病気の原因になってしまうこともあるのです。
そこで今回は大雨の日の犬の散歩はどうすべきか、危険性と対処法も合わせてご紹介していきます。
雨の日の散歩はどうすべき？
では雨の日の散歩はどうすべきなのかについてです。
雨の強さを見て判断
霧に近い雨や小雨など、多少濡れてしまうものの、かろうじて散歩ができそうな場合、愛犬が嫌がっていないのであれば、気を付けて散歩をしても大丈夫であると言えます。
しかし、大雨、土砂降り、豪雨、警報級の大雨のような場合の散歩はとても危険であるため控えるべきです。
雨が嫌い・体調が悪い
犬の状況にもよります。
雨や水が嫌いな子をわざわざ雨の日に散歩をさせる必要はありません。
また、体調が優れないときは、無理をさせずに散歩はお休みにしましょう。
肉球の状態が悪い時や、皮膚炎になってしまっているときなども、雨の日の散歩はお休みです。
子犬・シニア犬の場合
子犬やシニア犬の場合は、特に雨の日の散歩には注意が必要です。
身体が雨で濡れてしまい体温が下がり、体調不良を引き起こしたり、免疫機能が低く病状がひどくなってしまうこともあるため、お散歩は控えるべきです。
大雨・豪雨だけど・・・トイレが外でしかできない場合
大雨、豪雨でお散歩ができそうにない日でも、外でしかトイレができないという子の場合、困ってしまいますよね。
ストレスや病気
犬がおしっこを我慢することで、心身のストレスの原因になってしまったり、我慢が原因で膀胱炎になってしまうこともあります。
室内でもトイレができるように
心身のストレスになってしまうのは、とても可哀想なことですよね。
しかし、大雨や豪雨の際に無理に散歩に出てしまうのは、視界不良で飼い主さんも愛犬も危険ですし、車の運転をしている人も視界不良であるため、事故などの危険性も高まります。
更に、豪雨の影響で洪水や土砂災害などが起きてしまう危険もあるので、無理に散歩へ行くのはやめたほうがよいです。
そこで、日頃からトイレトレーニングをしておくことがとても大切です。
子犬の時だけではなく、成犬になってからでも、トレーニングをすると室内でトイレができるようになります。
諦めずに練習しましょう。
関連記事：トイレトレーニングについて
雨の日の散歩にはレインコート・靴は必要？
お散歩ができそうなくらい弱めの雨の日、お散歩をするときは、愛犬にレインコートや靴は必要なのでしょうか。
雨具は必要
雨の日にお散歩をすると、被毛が濡れてしまいますよね。
また、お腹の部分も雨で濡れてしまったり、泥で汚れてしまいます。
足元も濡れたり、汚れてしまうため、レインコートや靴などの雨具があったほうがよいです。
しかし、靴が苦手な子には無理に履かせる必要はありません。
汚れの放置は危険
雨の日のお散歩で肉球が汚れてしまった状態を放置してしまうと、雑菌が繁殖してしまい、感染症や皮膚炎になってしまいます。
お腹の部分もお腹の汚れを放置してしまうことで皮膚炎などのトラブルが起きてしまいます。
雨具をして、できるだけ汚れを防ぐことで、きれいにしてあげる時に短時間で済むのでおすすめです。
雨具を着ていても、多少は汚れてしまうため、お散歩の後はきれいにしてあげてくださいね。
靴が苦手で履くことができない子は汚れがひどくなるため、十分に汚れを落とし、落とし残しのないように気を付けてください。
体温の低下を防ぐ
雨具を活用することで、雨に濡れたときの体温の低下を防ぐことができます。
体温が低下してしまうと、体調不良の原因になってしまうことがあります。
胃腸などに不調が起きてしまうため、あまり濡れないようにするためにも、雨具は必要です。
雨の日のお散歩で気をつけること・工夫
雨の日にお散歩をする時に気をつけたほうが良いこと、工夫についてです。
できるだけ短時間で済ませる
いつものルートや距離ではなく、少し短めのルートにして、短時間で済ませるようにしましょう。
どうしても運動量が足りないという場合は、屋根付きのドックランなどを活用してください。
雨の日の長時間のお散歩は体温低下の原因になってしまうため危険です。
お散歩の後はしっかりと被毛を乾かす
お散歩の後は愛犬の身体をしっかりと乾かしてあげてください。
体温低下を防ぐためでもありますし、雑菌の繁殖による皮膚炎を防ぐためにも重要です。
水たまりなどには注意
水たまりなどには注意して歩きましょう。
犬が水たまりに入ってしまうと、ひどく身体が濡れてしまい、体温低下の原因にもなりますし、水を飲んでしまうことで、感染症や胃腸炎の原因になってしまうことがあります。
水たまりは避けるようにして歩きましょう。
飼い主さんも注意
飼い主さんも雨の日の愛犬との散歩には十分に注意して歩いてください。
飼い主さんがぬかるみで転んでしまい、怪我をしてしまったり、転んだ時にリードを離してしまい、脱走してしまうというようなこともあります。
リードを正しく持ち散歩をすることも大切ですが、足元には十分に注意し、ゆっくりと散歩をしましょう。
大雨・豪雨の際は室内で楽しむのがおすすめ
大雨や豪雨の際は、お散歩は中止にして室内で楽しみましょう。
投げたおもちゃを持ってくる
投げたおもちゃを持ってくるという遊びです。
飼い主さんの体力もあまり消耗せず、愛犬はしっかりと運動ができ楽しめます。
引っ張りあい
おもちゃを飼い主さんと愛犬で引っ張り合う遊びです。
犬用のおもちゃのロープやタオルで行うことができます。
グイグイとひっぱり合うことで楽しく遊ぶことができますね。
再度「おすわり」などをし、落ち着いたら、もう一度引っ張り合って遊ぶというやり方がよいです。
大雨・豪雨による災害に注意
大雨や豪雨の際、楽しく自宅で過ごすことができるとよいのですが、場合によっては、洪水や土砂災害、浸水などが起こってしまうことがあります。
避難警報が発令された場合は、指示に従い避難を行う必要があります。
高齢者等避難の発令で避難行動を
警報級の大雨により、洪水や土砂災害、川の氾濫などで、避難指示が出る場合があります。
避難指示の中には、「高齢者等避難」という警報があります。
ペットとの避難は時間がかかることもあるため、早めに避難をするという意味で、高齢者等避難の指示が出た段階で避難準備・避難行動を行いましょう。
ペット同伴避難可の避難所または高台へ
ペットとの同伴避難が可能な避難所が自宅の近くにある場合は、避難所へ避難してください。
しかし、地域によっては、ペット同伴不可の避難所しかない場合があります。
事前に調べておきましょう。
同伴避難できる避難所がない場合は、車で高台に避難するか、自宅の２階などに垂直避難をしてください。
犬用の避難グッズの準備を忘れずに！
最低でも3日分～7日分はすぐに持ち出せるようにしておくとよいです。
最低限これらはすぐに持ち出せる避難グッズとして用意しておきましょう。
そこでおすすめなのがペット用防災バッグ10点セットです。
避難用リードやクレートと一緒に置いておくことで、いざというときに、パッと持ち出すことができ、とても役立ちます。
バッグの中身は?
バッグの機能
愛犬の一次避難用の避難用具として、とても役立つバッグです。
災害時に愛犬が脱走や迷子になってしまった場合、探す時には愛犬の写真が必要になります。
スマホに愛犬の写真が入っていても、災害時は充電が切れてしまい充電することができない場合もあるでしょう。
そんなとき、愛犬の写真をバッグに直接プリントしてあることで探す手助けとなってくれます。
また、バッグが大容量であるため、愛犬が好きなおやつや、小さめのおもちゃなども一緒に入れておくのもよいですね!
まとめ
いかがでしたでしょう。
大雨や豪雨の日、警報級の大雨の日は、飼い主さんも愛犬ちゃんもとても危険であるため、お散歩は中止としましょう。
外でしかトイレができないと、心身的ストレスになってしまうので、トイレトレーニングをしておくことはとても大切ですね。
また豪雨などの時は洪水や土砂災害、近くの川が氾濫、自宅が浸水してしまうというようなこともあるので、日頃から愛犬の分の避難グッズも用意しておくと安心ですね♪
ペット防災１０点セット
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