フェレットは地震を怖がることがあるのかについてです。
結論、フェレットは地震を怖がることがあります。
我が家のフェレットも地震が起こると普段とは違う様子を見せます。
地震が起こるとケージから出ようとする行動を見せたり、一生懸命隠れようとしたりします。
まずはフェレットがなぜ地震を怖がるのか原因をしっかりと知ることが大切です。
また怖がるフェレットを飼い主さんが落ち着かせてあげるための正しい対処法を知っておくことも重要です。
ときに、地震を怖がるフェレットは体調不良に陥ってしまうことがあるため注意が必要にもなります。
今回は地震を怖がるフェレットへの正しい落ち着かせ方や事前の対策方法、体調不良についてなど詳しくご紹介していきます。
フェレットが地震を怖がる原因は?

ではフェレットが地震を怖がる原因についてです。
敏感な嗅覚と聴覚
フェレットは人間よりも鋭い嗅覚と聴覚を持ち合わせています。
感覚が鋭いため、小さな振動にもすぐに気づくことができますし、空気の変化や小さな音にも敏感に気づきます。
そのため、地震による地鳴りの音や家が軋む音、地面の揺れにいち早く気づき怖がることがあります。
大きな音や揺れ
私生活の中で聞こえてくる小さな音や小さな揺れくらいでは驚いたり怖がることはなくても、地震による異常な窓の音や家が軋む音、異常な揺れは人間が驚いたり恐怖を感じるのと同様に怖がります。
安心している場所なのに地震により揺れる
自分が安心することができる場所と認識している自宅やゲージの中では無防備な姿を見せていることもあるほど心を許しています。
そんな安心している場所が大きく揺れたり大きな音が鳴ることで怖がります。
フェレットが地震を怖がる時の様子

ではフェレットが地震を怖がっているとき、どのような様子を見せるのでしょう。
落ち着かない
ソワソワとした様子で落ち着かなかったり、普段は見せないような暴れる様子を見せることがあります。
飛び出してくる
ゲージやハンモック、寝床などで過ごしていたのにも関わらず、地震が起こり怖がることで飛び出してこようとしたり、実際に飛び出してくることがあります。
身をすくめる
体を丸めたりすくめ、その場から動かなくなってしまうことがあります。
呼吸が早い
地震を怖がるフェレットは呼吸が荒く早くなったり、体が震えることがあります。
隠れようとする
地震を怖がることで、どこかに身を潜めようとしたり、実際に布団の中や狭い場所に逃げ込んで隠れる様子を見せます。
地震を怖がるフェレットに怪我をさせないための対策を

地震を怖がるフェレットは普段とは違う行動や様子を見せることがあります。
その際に怪我をしてしまわないように事前の対策をしっかりと行っておくことが大切です。
家具の転倒防止
地震の揺れにより家具が転倒してしまい、フェレットが下敷きになってしまうということがあります。
家具が倒れてくることがないようにしっかりと固定しておくようにしましょう。
落下物がないように
棚の上など高い場所に重いものを置くのはやめましょう。
大きな物や重い物が地震の揺れにより落ちてきてしまい怪我をしてしまうことがあります。
高い場所い大きなものや重いものを置かないようにしましょう。
ゲージの設置場所に気をつける
ゲージは地震が起きても安心して過ごすことができる場所に設置しておくようにしましょう。
隠れる場所
地震が起きて隠れた時に、どこに隠れたのか分からなくなってしまうと、避難行動の遅れに繋がったり、脱走の原因になってしまうことがあります。
普段よく隠れる場所を把握しておいたり、狭い場所に隠れてしまい飼い主さんが見失ってしまうような場所は作らないようにしましょう。
また、フェレットが怖いと感じた時に隠れることができる場所を事前に作っておいてあげることも大切です。
トンネル型の寝床などを活用するとよいです。
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怖がるフェレットを落ち着かせるための正しい対処法

怖がるフェレットを落ち着かせるために飼い主さんがするべき正しい対処法についてです。
落ち着くことができる場所で過ごさせる
怖がるフェレットが落ち着くことができる場所で過ごさせてあげることが大切です。
ゲージに入れた状態で、更にゲージの上に毛布などを掛けてあげることで落ち着いてくれることがあります。
また飼い主さんがフェレットの様子が見えず不安であるという場合は薄暗くして様子を見るのもよいです。
視界を遮ったり薄暗い状態になると安心してくれます。
更に、フェレットの匂いがついている毛布や寝具、タオルなどがあれば一緒にゲージに入れて過ごさせてあげることで安心感があり落ち着いてくれるのでおすすめです。
怖がって動かないときは
地震に怖がるフェレットが動かなくなってしまうことがあります。
その場合は傍で様子を見ておいてあげるとよいです。
無理に声を掛けたり触れたりすることで、パニックになってしまうことがあります。
無理に抱っこしない
怖がるフェレットは無理に抱っこしようとすることで攻撃的になってしまったり、パニックになってしまうことがあります。
声を掛けて近くに寄ってきたり、抱っこをしてほしそうな場合はもちろん抱っこで落ち着かせてあげてよいです。
大きな音や声を出さない
地震に怖がったフェレットはいつもより敏感な状態になっています。
大きな音を立てたり、大きな声を出したりするのは、控えましょう。
地震を怖がるフェレットが体調不良に・・・様子をしっかりと確認!

地震を怖がるフェレットは怖がったことによるストレスや不安感から体調不良に陥ってしまうことがあるため注意が必要です。
食欲不振
地震を怖がるフェレットは、地震によるショックや恐怖や不安感が原因でご飯を食べてくれなくなってしまうことがあります。
水も飲んでくれなくなることがあります。
24時間以上まったく食事を取らない状態が続くととても危険です。
いつものようにご飯を食べているかお水を飲んでいるかしっかりと確認しておきましょう。
24時間以上様子を見ても食欲が回復しない場合は一度動物病院へ受診し医師の診断を受けましょう。
下痢や嘔吐
地震を怖がる恐怖や不安からストレスを感じ、胃腸の調子が悪くなってしまうことがあります。
そこで下痢や嘔吐を引き起こしてしまいます。
1日、2日程度様子を見て、それでも改善しない場合は動物病院へ受診しましょう。
呼吸が早い・体が震えている
呼吸が早くなったり、体が震えているということがあります。
声を掛けたり、嫌がらなければ抱っこをしたりして様子を見ましょう。
しかし、しばらく様子を見ていても改善されずに長時間続くような場合は、一度病院を受診し医師の診断を受けたほうがよいです。
フェレットの避難グッズの用意を忘れずに

フェレットが地震を怖がっている中でも、大地震の場合や津波が来るという場合は避難が必要になることがあります。
できるだけスムーズに避難し、避難後も困ることなく生活をすることができるように、フェレット用の避難グッズもしっかりと準備しておきましょう。
関連記事:フェレットの避難グッズは何が必要?安全に避難するために
まとめ

いかがでしたでしょう。
フェレットが地震を怖がることでパニックになってしまったり、体調不良になってしまうことがあります。
十分に注意し様子を見ることが大切ですね。
我が家でも地震のあとはしばらく体調に異変がないかいつもよりも念入りに確認するようにしています。
地震の揺れが落ち着いたあとはケージにタオルをかけて視界を遮る状態を作り、ゆっくりと気持ちが落ち着くまで過ごさせてあげるということもしています。
フェレット用の避難グッズも万が一のためにしっかりと用意しておきましょう!

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