Q,うさぎの飼育は手間がかかるの?
うさぎの飼育は、犬や猫と比べると楽そうだな〜と思われがちです。
ところが、犬や猫に引け目を取らない飼育の手間、大変さがあります。
自分自身のライフスタイルの中にうさぎの飼育をすることを上手に組み込むことができるのか判断することはとても大切なことです!
そこで今回はうさぎの飼育にはどのような手間がかかるのか、またうさぎがいる生活の1日の飼育の流れをご紹介していきます。
うさぎの飼育!頻繁にかかる手間
うさぎの飼育にかかる手間はいくつかあります。
餌やり
毎日うさぎに新鮮な牧草をメインとしたご飯を与える必要があります。
牧草の補充や、補食としてペレットも与えます。
手間だなと感じるかもしれませんが、古くなったエサは病気の原因になってしまうことがあるので、毎日清潔で新鮮な状態に変えてあげましょう。
水も新鮮なものに変える必要があります。
トイレ掃除
飼育の手間としてあげられることが多いのがトイレの掃除です。
うさぎは上手にしつけをしていくと、トイレシートやトイレ砂でと排泄をしてくれるようになります。
それでも、こまめにトイレの掃除をしてあげる必要があります。
不清潔な状態は病気の原因となったり、うさぎのストレスの原因になることがあります。
飼育環境を清潔に保つことでうさぎの健康を保ちストレスから守ることができます。
また、トイレのしつけができていないと、そこら中におしっこや糞をしてしまいます。
そうなると掃除の範囲も広くなったり、何かを汚されてしまったりということがあるので、手間だと感じることが多いです。
部屋んぽ
うさぎは活発な動物で、自由に歩き回ったり走り回ったりすることが大好きです。
うさぎの飼育の中で、ケージの中で過ごさせてばかりだと、運動不足による病気や怪我のリスクが高まったり、ストレスが溜まってしまいます。
手間だと感じるかもしれませんが、部屋んぽ(部屋の中でおさんぽ)を毎日数十分から1時間ほど取り入れてあげる必要があります。
ブラッシング
ブラッシングは飼育の中でもかなり大変で手間だと感じられることが多いです。
特に春と秋の換毛期には毛が大量に抜けて生え変わります。
毎日のブラッシングが必須です。
うさぎは毛を飲み込んでしまうと、嘔吐反射がないため、全て消化器に届き、場合によっては毛玉が詰り、毛球症になってしまい治療が必要になったり、命の危険を伴います。
そのため、換毛期は特にうさぎが毛を飲み込まないようにブラッシングをこまめにしてあげる必要があります。
また長毛種のうさぎを飼う場合は、換毛期以外でも、日々ブラッシングをする必要があります。
うさぎの飼育の中で定期的にかかる手間
うさぎの飼育の中で定期的にかかる手間というものもあります。
うさぎに対して定期的に必要になるケアです。
爪切り
うさぎは自分で爪を短く研ぐということをほぼしません。
そのため、爪が伸びるとどんどん伸びていってしまいます。
爪切りを怠っていると、カーペットなどに爪が引っかかり、根元から爪が折れてしまい怪我をしたり、引っかかったことにより骨折をしてしまうこともあります。
月に1回程度、爪切りを行う必要があります。
自宅で飼い主さんがすることもできますし、動物病院やトリミングサロンでしてもらうこともできます。
病気
うさぎの飼育の中での手間、大変なことの中には、病気もあります。
うさぎは繊細であるが故に、ストレスを感じやすく、ストレスから体調不良を引き起こしてしまうことがあります。
またその他にも、食欲不振、下痢、骨折、関節症、感染症 など様々な病気になりうることがあります。
その際は、エキゾチックアニマル対応の動物病院に連れていき、受診しなければいけません。
またその際、手間だけではなく費用も数千円から数万円程度かかります。
飼育をする上で、いつうさぎが病気になってしまっても、対応することができるように病院用の貯金をしておくことも大切です。
うさぎの飼育の手間!毎日の健康チェック!
うさぎの健康を守り、健やかに育てていくためには、毎日の健康チェックがかかせません。
うさぎの場合、自然界では捕食されてしまう立場であるため、自分の体調不良を隠すという習性が本能的に残っています。
そのため、飼い主さんでもうさぎの体調不良に気づくのが難しかったり、気づいた時には既に悪化してしまっていたというようなこともあります。
そこでうさぎの異変にいち早く気づくためにも、毎日の健康チェックが重要になります。
これらを毎日チェックし、いつもと違うところがないかを確認することで、うさぎの病気の早期発見ができ、早めに対処することができます。
うさぎの飼育の一日の流れ
うさぎの飼育の手間をこなしていくことが出来るか心配な時に役立つ、うさぎがいる生活の一日の流れの例をご紹介します。
朝に行う飼育
- ペレットを規定量与える
- 牧草を追加、交換する
- 水を変える
- 夜間に汚れたトイレ掃除
- 軽いスキンシップ
最初は時間がかかるかもしれませんが、慣れてくればだいたい15分から20分ほどで済ませることができます。
昼に行う飼育
飼い主さんが出かけ、お留守番中のうさぎはケージの中でゆっくりしています。
牧草と水が切れないように朝にしっかりと補充しておきましょう。
夕方から夜の飼育
- 部屋んぽを1時間程度
- 飼い主さんとの遊びやスキンシップ
- ブラッシング
- トイレ掃除
寝る前の飼育
- トイレが汚れていないか確認
- 牧草や水が切れていないか確認
- ペレットを規定量与える
- 健康チェックを行う
飼い主さんの生活の中に、これらの飼育の手間を組み込むことが出来れば、うさぎのお世話をしていくことができます。
まとめ
いかがでしたでしょう。
うさぎが健康で幸せに過ごすことができるように飼育の手間がかかっても、それすらも愛おしいと思える瞬間が沢山あります!
うさぎの飼育は大変なこともありますが、健康を守り楽しい生活をうさぎと共に送りたいですね♪
お世話の手間も毎日続けていくことで飼い主さんも慣れてくるので短時間で済ませることができるようになっていきます!
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