うさぎの去勢は必要?しなくても良い?注意点は?

病気

今回の記事の内容は・・・

うさぎのオス(男の子)の去勢は必ずしも必要というわけではありません。

飼育環境や性格などによっては、無理に去勢をしなくてもよいケースもあります。

また去勢を検討する際の注意点もあります。

そこで今回はうさぎの去勢は必要なのか、しなくても良いケースはどんな場合か、去勢を検討する際の注意点についてご紹介していきます。

うさぎの去勢が必要なケースはどんな場合?

ではうさぎの去勢が必要だと考えるケースについてです。

発情期の行動が激しい

うさぎのオスは性成熟すると、縄張り意識が強くなる傾向があります。

縄張りを守るためにスプレー行為という、おしっこを様々な場所に飛ばす行為をするようになります。

また、多頭飼いの場合は他のうさぎの上に乗りかかるマウンティング行為をするようになったり、攻撃的になり喧嘩が増えることもあります。

これらの行為は去勢をすることで、縄張り意識が弱まり少なくなるため、去勢が必要だと検討するケースになります。

多頭飼いの場合のトラブル

多頭飼いの場合、他のうさぎとの喧嘩や交尾などのトラブルが去勢をしていないと起こってしまいます。

また、オス同士の喧嘩も多く激しくなってしまうことが多いため、去勢が必要だと検討するケースになります。

病気の予防

うさぎのメスに比べオスは去勢をしていなくても病気のリスクはそこまで高くはありません。

しかし、うさぎのオス特有の精巣腫瘍などになるリスクをなくすために去勢が必要だと考えるケースがあります。

うさぎのオスに去勢が必要ない場合はどんなケース?

ではうさぎのオスに去勢が必要ないと考えるケースについてです。

単頭飼い

うさぎのオスを単頭飼育している場合は、喧嘩などのトラブルは起こらないので去勢は必要ないと考えるケースがあります。

発情行為がひどくない

うさぎのオスによっては、去勢をしていなくても縄張り意識が強くなくスプレー行為をあまりしない子もいます。

性格的にも攻撃的になることないという場合は去勢が必要ないと考えるケースになります。

うさぎのオスの去勢が必要?検討する際の注意点

うさぎのオスに去勢が必要かな…と検討する際に知っておくべき注意点についてです。

去勢手術のリスク

うさぎのオスの去勢手術が必要になった場合、手術は全身麻酔で行われます。

全身麻酔を受けることになるので、リスクはゼロではないということを知っておく必要があります。

エキゾチックアニマル対応の動物病院、かかりつけの動物病院など、信頼できる獣医さんと相談し、リスクを踏まえた上で去勢手術を受けることが大切です。

去勢をしても変わらない可能性

うさぎのオスの性格が攻撃的であったり、マウンティングが強い子の場合、去勢をすれば収まり性格が穏やかになることが多いと言われています。

しかし実際、性格は基本的には変わらないと言われていたり、去勢をしても穏やかな性格にならない場合もあります。

去勢をすると必ずしも性格が穏やかになるわけではないということを踏まえた上で去勢をするかどうか検討することも大切です。

まとめ

いかがでしたでしょう。

  • うさぎのオスの去勢は必要な場合と必要がない場合がある
  • マーキング行為やマウンティングが強い場合は去勢を検討する
  • 多頭飼いの中、攻撃的で喧嘩が多い場合も去勢を検討する
  • 性格が穏やかでマーキング行為も少ないなら去勢の必要はない
  • 去勢手術にはリスクもある
  • 必ずしも穏やかな性格になるわけではない
ひとこと

うさぎのオス(男の子)はうさぎのメス(女の子)に比べ、去勢をしていないから病気になりやすいということはありません。

しかし精巣腫瘍の可能性はあるので心配な場合は去勢をしたほうがよいですね。

またスプレー行為に悩んでいたり、攻撃的な状態に悩んでいる場合も、去勢を検討してみるとよいです。

去勢手術にはリスクもあるので、信頼できるかかりつけの獣医さんと相談して決めるということも大切です♪

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