Q,うさぎの餌のコストは毎月どのくらいかかりますか?
うさぎの餌(ごはん)は毎日必要になるものなので、毎月どのくらいかかるのか気になりますよね。
そこで今回は毎月うさぎの餌(ごはん)のコストはどのくらいかかるのかという目安と、コストを抑える工夫についてご紹介していきます。
うさぎの餌の基本
うさぎの餌(ごはん)の基本は牧草です。
また補食としてペレットも食べます。
更に少量のおやつとして、うさぎ専用のおやつや野菜、果物を食べます。
うさぎの餌にかかる毎月のコストの目安
ではうさぎの餌にかかる毎月のコストの目安です。
牧草(チモシー)
うさぎの主食になります。
常に食べ放題の状態にしておきます。
牧草にかかるコストは毎月だいたい1,500~2,000円程度になります。
ペレット
ペレットは栄養バランスを整えるための補食になります。
食べすぎてしまうと肥満の原因になってしまうため、量に気をつけて与える必要があります。
ペレットにかかるコストは毎月だいたい1,000~2,000円程度です。
野菜・果物・おやつ
野菜や果物などのおやつは少量与える程度です。
葉物野菜を少量与えるのがよく、果物はごくたまに嗜好品としてあげるくらいにしましょう。
野菜や果物の価格は地域にもよりますが、月に500~1,000程度が目安です。
うさぎの種類別!毎月かかる餌代のコストは?
ではうさぎの種類別のごはん代の目安です。
小型種
ネザーランドドワーフなどの小型種のうさぎの場合、体重は1kg前後です。
そのため、毎月の餌代のコストは3,000~4,500円程度が目安になります。
中型種
ミニレッキスなどの中型種の場合は、体重が2kg前後です。
毎月の餌代のコストは4,000~6,000円程度が目安になります。
大型種
フレミッシュジャイアントなどの大型種の場合は体重が5kg以上です。
そのため、毎月の餌代のコストは8,000円以上かかります。
うさぎの餌のコストを抑える工夫は?
上記でご紹介した毎月の餌のコストは、単頭飼いしている場合の目安です。
そのため、多頭飼いしている場合は毎月にかかる餌代のコスト✕頭数分必要になりますね。
そこでできるだけ餌のコストを抑えるための工夫についてです。
まとめ買い
牧草は、3kgや10kgなどの大量の大袋で購入することができます。
大袋で購入すると、1kgあたりの値段が500~800円ほど安くなります。
多頭飼いをしている場合などは、できるだけ大袋で購入することをおすすめします。
業務用
ペレットは業務用の大袋のものや、ブリーダー用の大袋のものを購入することでコストを抑えることができます。
野菜や果物は
野菜や果物はうさぎだけに与える目的で購入するのではなく、飼い主さん用に購入したものを少し分けるというようにすると無駄なく使用することができます。
多頭飼いの場合は、道の駅や野菜直売所などを活用することでコストを抑えることができます。
うさぎの餌のコストを抑えるためにしてはいけないこと
うさぎの餌のコストを抑えるためにと、してはいけないことがあります。
牧草・ペレットの食べ残しを放置
うさぎが牧草やペレットなどの食べ残しを放置し、食べきるまで残しておくというのはやめましょう。
牧草やペレットの食べ残しを放置していると、傷んでしまっている部分をうさぎが食べてしまうことで、体調不良を起こしてしまう原因になります。
感染症などを防ぐためにも、湿ってしまっている牧草や食べ残しのペレットは処分し、新しいものを与えるようにしましょう。
牧草を追加しない
牧草は袋から出した時が一番良い匂いがします。
良い匂いがする牧草はうさぎの食欲が刺激されしっかりと食べてくれます。
しかし、時間が経過してしまうと匂いが少なくなってしまい、あまり食べてくれなくなってしまうことがあります。
うさぎは牧草を様々な時間帯に食べることで、胃腸の動きを刺激しています。
牧草を食べない時間が続くと胃腸の動きが低下し、うっ滞(胃腸に詰まってしまっている状態)を起こしてしまい危険です。
牧草をすべて食べきっていなくても、毎日牧草を追加してあげるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょう。
うさぎは牧草を食べ放題の状態にしておく必要があるので、意外と牧草代がかかります。
また、うさぎによっては牧草の好みがあるので、好き好んで食べる牧草が高いという場合は、目安よりもコストがかかってしまうこともあります。
しかし、うさぎにとってご飯を食べて糞をしっかりと排出するということは、とても大切なことです。
牧草をなかなか食べてくれずに胃腸の動きが低下してしまうと、飲み込んでしまった毛を排出することができずに滞留してしまう危険な状態になってしまうこともあるので避けなければいけません。
美味しい牧草をしっかりと食べてくれるように準備してあげましょう♪
コメント