猫のライフジャケットも避難グッズの1つに・・・津波に備えよう!

今回の記事の内容は・・・

津波に襲われ漂流したワンちゃん

2010年3月11日の東日本大震災で、津波にさらわれてしまい、漂流から3週間後に救助されたバンくん。というわんちゃんがいました。

宮城県気仙沼市の沖合1.8キロメートルの海上で海上保安部によりがれきの上に居る状態で、漂流しているのを発見され、救助されたのです。

その後、飼い主の再会も果たすことができました。

津波に襲われる前に猫と一緒に避難を・・・

上記の実際にあった出来事はワンちゃんでしたが、猫ちゃんの場合も同様のことが起こりえます。

しかし、もちろん津波に襲われてしまい、3週間もの間、冷たい海水で濡れてしまった状態で生き残ることができていたことも奇跡ですし、

津波にさらわれている中で漂流物にぶつかり命を落としてしまうということがなく漂流することができていたのも奇跡だと思います。

どうか、津波が襲って来る前に猫ちゃんとともに安全な場所へ避難をしましょう。

津波にさらわれた!救助までにかかる時間

津波にさらわれてしまったバンくんが漂流してから発見され救助されるまでの間にかかった時間は3週間もかかりました。

東日本大震災のときを参考にすると、人間の場合、早い場合は、2,3日で救助されることもありますが、救助までに10日、以上かかっていますし、

救助が来なかったことで落としてしまった命もあるでしょう。

人命を第一に優先した救助であり、人間が先に救助を優先されていますね。

そのため、とても悲しいことですし、憤りを感じてしまう部分ではありますが、わんちゃんや猫ちゃんたちの救助までには、かなり時間を要してしまうでしょう。

猫は水が苦手!よりパニックになる場合も・・・

ワンちゃんの場合、泳ぐのが得意な子も居ますが、猫ちゃんの場合は水が苦手な子が多いです。

お風呂などは静かに入ることができる子であっても、落ち着いて泳ぐというようなことは、かなり難しいものです。

そのため、万が一津波にさらわれてしまった場合、異様な音や水の流れ、嫌いな水に全身が濡れてしまうことで、パニックになってしまうこともあります。

津波からの救助までに生き残る可能性をライフジャケット

そこで、万が一津波に愛犬がさらわれてしまった場合、救助までの間に生き残ることができる可能性を上げてあげることができるのがライフジャケットです。

もちろんライフジャケットを救命胴衣ではないので、頼りきることはできません。


猫ちゃんが水を嫌いパニックになってしまうこともあったり、水に濡れたことで体温が奪われてしまい、命の危険にさらされてしまうこともあります。

しかし、その中でも少しでも生存の確率を上げることに繋がるアイテムだといえます。

津波のときに猫にライフジャケットを!メリットは?

津波に飲み込まれてしまった場合、ライフジャケットをつけていることでどのようなメリットがあるのでしょう。

  • 津波の中で一生懸命に浮こうとする中で、力の消耗を軽減することができる
  • 体力が尽きてしまっても水の中で浮力を保つことができる
  • ライフジャケットの色や反射板が目立ち、救助隊の目を引くことができる

体力の消耗を軽減してくれたり、救助隊の方の目を引くことができると、救助の可能性も高まりますね。

猫のライフジャケットの選び方

では愛猫のためのライフジャケットの選び方についてです。

体にピッタリのサイズのものを

猫のライフジャケットを選ぶときは、愛猫ちゃんの身体の大きさにピッタリのものを選びます。

首周りや胴回り、体重や丈などが記載されていますが、一番ぴったりにすべき重要な場所は首周りと胴回りです。


首周りと胴回りがゆるいと、すぐに水中で脱げてしまったり、ライフジャケットの間に埋もれてしまい、逆に溺れてしまうおそれがあります。

着せやすくしっかりと装着できるものを

時間を争う事態に、着せることに時間がかかってしまうライフジャケットは向きません。

普段使いの中でも、緊急事態の中でも、時間をかけることなく、簡単に着せることができるものを選びましょう。

また。簡単に着せることができるものの、装着したときの固定感はがっちりとしっかり隙間ができることなく、浮力を得られるものを選ぶことが大切です。

高浮力のものを

猫の避難グッズの1つとして用意するライフジャケットはできるだけ浮力が高いものを選んだほうがよいです。

人間のライフジャケットに使用されていることも多い、ネオプレン、発泡、ポリエチレンなど、また軽量で高浮力であるナイロンなどが使用されているものがおすすめです。

顔を上げてあげてあげられるタイプのものを・・・

泳ぐことができず、水が苦手な猫ちゃんには、首元に顎を乗せることができるタイプのライフジャケットもおすすめです。

自然と顔を水面に顔をあげることができます。

リフレクター(反射板)付のものを

明るい色のライフジャケットを選ぶことはもちろんですが、更にリフレクター(反射板)付きのライフジャケットを選ぶことをおすすめします。


日光や夕日などでもギラギラっと光ってくれるので、海上などで救助隊が探してくれているときの目印になってくれます。

猫のライフジャケットに飼い主の情報を

津波で流されてしまったときなど、救助されたものの、混乱の中、飼い主との再会ができないということもあります。


できるだけ飼い主さんと愛猫ちゃんがもう一度再会することができるように、猫のライフジャケットに、飼い主の名前、住所、電話番号などを記入しておくことをおすすめします。

ライフジャケットによってはもともとラベルがついているものもありますが、ない場合はラベルや布などに記入し、内側などでもよいので縫い付けておくのもよいです。

まとめ

  • 地震後の津波に襲われ、3週間後に漂流しているところを救助されたワンちゃんが居る
  • 津波にさらわれた後は救助まで時間がかかる
  • できるだけ津波から身を守るためにも、ライフジャケットを活用する
  • ライフジャケットは愛猫にとって適したサイズや作りのものを。
ひとこと

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