災害発生時に避難をするときや、避難所などでの避難生活中、クレートの中で猫ちゃんが過ごさなければ行けなくなることがあります。
災害時は、クレートで過ごしていたほうが安全な状態の場合が多々あるからです。
しかし、普段からクレートに入ることがなく慣れていない状態であると、ワンちゃんにとって大きなストレスになってしまいます。
ところがクレートトレーニングを行い、クレートで過ごすことに慣れている猫ちゃんは、ストレスなく快適に過ごすことができます。
災害時に避難所でも快適に過ごすことができるように、普段からクレートトレーニングをしておくととてもよいです。
そこで今回は猫ちゃんのためのクレートトレーニングの方法をご紹介していきます。
クレートトレーニングは成猫になってからでもできますのでぜひチェックしていきましょう。
なぜクレートトレーニングが必要?

なぜ災害時の猫のためにクレートトレーニングが必要なのでしょう。
スムーズな避難をするために
抱っこでの避難や、リードだけで繋がった状態で避難することが難しい場面があります。
また災害時は猫ちゃんが怖さからパニックになってしまい、普段よりも暴れてしまったり、抱っこすることができないこともあります。
無理に抱っこして避難しようとして、脱走してしまうというようなことも起こり得ます。
そこでクレートに入れて避難することで安全にスムーズに避難することができるのです。
車で避難しなければいけないという場合も、そのまま乗せるよりもクレートに入れてあげた状態で避難したほうが安全です。
避難所ではクレートに
避難所ではクレートやゲージに入れた状態で避難生活をしてください。と求められることがあります。
クレートに入るのが苦手だと、ルールに従った避難生活が困難になってしまったり、猫ちゃんがストレスを強く感じてしまうことになりますね。
また、いつも過ごしている自宅とは違う環境の場合、クレートの中だけは唯一の自分のテリトリーだと思うようにトレーニングされていると、ストレスを感じることなく過ごしてくれます。
普段の生活でも役立つ
クレートトレーニングをしておけば、普段の生活の中でも役立つ場面がたくさんあります。
猫は狭いところが大好き!クレートも慣れると快適な場所に

実は猫ちゃんの習性的には、クレートのような場所は大好きなのです。
猫は本能的に狭い場所が大好きですし、暗い場所も好みます。
外敵に襲われることなく安心して過ごすことができる場所という本能が働くからです。
クレートを嫌がる猫はなぜ?

ではクレートを嫌がってしまうという場合、なぜ嫌がるのかを知ることが大切です。
クレートが怖い
まずひとつ目の理由は、クレートというものに怖いイメージがあるということがあります。
以下のような出来事を経験したことがある猫ちゃんはクレートを怖いものだと感じ嫌がっている可能性が高いです。
このような思い出からクレートを怖いものだと認識して嫌がってしまっているのですね。
窮屈に感じている
狭い場所が好きな猫ですが、自分で選んで入り込んだ場所が狭い場合は安心して過ごすことができますが、無理に詰め込まれた場所が窮屈な場合はストレスを感じることがあります。
また、根本的に猫ちゃんのサイズに対して、適切な大きさのクレートを使用することができていない場合もあります。
猫ちゃんが快適に過ごすことができるクレートを使用しましょう。
猫に適したクレートの選び方

ではクレートトレーニングはどのように行えばよいのでしょう。
ただただクレートの中に入れるようにするだけではなく、猫がクレートの中で快適に過ごすことができるようになることが大切です。
クレートを用意
まずは適切なクレートを用意しましょう。
猫ちゃんに対して高さが十分にあり、方向転換をすることができるスペースがあるものを用意します。
大きすぎるものだと避難時や移動時に持ち運びにくく、猫にとっても落ち着かないものになってしまいます。
適切な大きさのものを選びましょう。
クレート内には敷物を
クレート内には敷物を用意してあげましょう。
季節に応じて敷物は変えてあげるとよいです。
夏はひんやりマットなど、冬はふんわり温かいマットなどです。
猫ちゃんが気に入るものにしてあげましょう。
猫のクレートトレーニングのやり方は?

では猫ちゃんのクレートトレーニングはどのように進めていくのかについてです。
クレートの中にお気に入りのおもちゃを
クレートの中には、お気に入りのおもちゃなどを入れておいてあげるのもよいです。
クレートの中に入ることを嫌がっているような状態が続くときや警戒心が強いときは、好きなおやつなどを置いてあげて、取りに入ったときに、怖いものではないというイメージを与えてあげます。
クレートを日常的に置いておく
普段の生活の中で、家族がよくいる場所、クレートから家族の様子が見える場所にクレートを置いておきます。
なんだろと思い猫ちゃんが自ら入ってみたりすることで、安全で快適な場所だという状態を感じさせてあげましょう。
何度も入るようになったり、自分の場所だと認識することができるようになってきたら、様々な場所にクレートを移動してみます。
色々な場所においても、クレートの中に入ってリラックスすることができるようになるまで繰り返します。
無理にクレートにいれるのはやめよう
クレートを嫌がったり警戒しているうちに、無理やりクレートにいれるということをするのはやめましょう。
嫌なイメージがついてしまうと、その後に絶対に入らなくなったり、災害時や避難所でもものすごく大きなストレスを感じてしまうことになります。
自発的にクレートの中に入ることができるようになるのをゆっくり見守ることが大切です。
どんな状態がクレートで快適に過ごせる状態?

クレートの中でくつろぐようなしぐさを見せていたり、うたた寝したり寝たりという姿が見られるようになったら、快適に過ごすことができるようになっている証拠です。
快適に過ごせるようになったら扉を
クレートの中で快適に過ごす事ができている様子を確認することができるようになったら、扉を閉めるようにしてみます。
最初は閉めた状態でおやつなどをあげるとよいです。
閉められた状態でもいいことがあるのだという印象をつけてあげるためです。
閉めた状態で慣れるまでは必ず扉を閉めた状態でも飼い主さんが近くで見守っていてください。
徐々に過ごす時間をのばす
飼い主さんが近くにいる状態で扉をしめ、ときよりおやつをあげて過ごしているという状態に慣れてきたら、すこし飼い主さんがクレートを離れる時間を少しずつ作っていきます。
扉を閉めたクレートの中で過ごすことができる時間を徐々に増やしていきましょう。
クレートにいる時間は短めに
避難所にいるときは長くなってしまうということもありますが、長くても3時間程度までにとどめましょう。
長時間閉じ込めておくということはよくありません。
そういう使い方はしないでくださいね。
クレートを罰には絶対に使わないで・・・

クレートを叱った罰として使用するというようなことはやめましょう。
クレートは嫌なものではなく、快適に過ごすことができるもう一つのプライベート空間だという快適なイメージをつけてあげることが大切です。
災害時はパニックで嫌がることも・・・

クレートトレーニングをしていて、クレートを嫌がることがなくなっても、災害時は異常な自体であり、普段の様子とは違った雰囲気になりますね。
猫ちゃんも地震など自然災害にとても敏感で怖がったり、恐怖や不安からパニックになってしまうことがあります。
その時ばかりは、洗濯ネットを活用しましょう。
洗濯ネットを活用する理由
洗濯ネットを活用することで、暴れてしまっていても、一度クレートに入っておいてもらうときなどに、とても役立ちます。
かわいそうだなという気持ちもあるかと思いますが、災害から猫ちゃんの命を守るためのとても大切で役立つ対処法です。
念の為、洗濯ネットを用意しておくと、万が一の場合にとても役立ちますね
クレートトレーニングで慣れていれば、一度入ってしまってから、落ち着きを取り戻してくれます。
安全に避難行動を行いましょう。
防災用のクレートがおすすめ
クレートには、大きく分けてハードタイプ、ソフトタイプ、キャスター付きタイプがあります。
そして防災用クレートというものがあります。
軽量で持ち運びも楽ですし、リュック形やショルダー形があり、両手が空いた状態で持ち歩くということもできます。
防災用クレートの場合、キャリーバックに折りたたみ式のソフトゲージがつているため、ゲート部分を広げてあげることができます。
この形だと、避難所で長い時間クレート内で過ごさなければいけないときも、多少ストレスを軽減してあげることができるのでおすすめです。
まとめ

猫ちゃんのクレートトレーニングをしておくことで、普段とは違う避難所での生活を強いられてしまった場合でも、できるだけ快適にストレスをあまり感じさせることなく、過ごさせてあげることができます。
クレートトレーニングをしていない状態で、急にクレートに長時間入らなければいけない状態はストレスも大きく、怖い気持ち、嫌な気持ちになってしまいます。
また、クレートトレーニングは子猫のときしかできないのではないか、成猫になってからは無理なのではと思われることがりますが、成猫になってからでもクレートに慣れて安心して過ごしてくれるようになります。
万が一のために、普段も役立つトレーニングなので、猫ちゃんと一緒に楽しく焦らずクレートトレーニングをしておきましょう。
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