ハムスターは地震を怖いと感じているのでしょうか。
ハムスターにとって地震は怖いものなのか、怖いと感じる原因を知ることはとても大切です。
また、ハムスターが地震で怖がっているときのサインと対処法をご紹介していきます。
ハムスターは地震が怖い?
ハムスターにとって、地震は怖いものです。
なぜ怖いと感じるのでしょう。
大きな音
ハムスターのゲージが地震で揺れると、ガタガタと大きな音が鳴ります。
その音に驚き、危険を感じ、怖がることがあります。
地震により、家具が揺れたり倒れたり、食器が割れたり、窓ガラスが揺れる音も怖いと感じる要因になります。
また、緊急地震速報が鳴った際も同じく、大きな音に驚いたり怖いと感じています。
飼い主さんの反応
飼い主さんが地震に驚き声を発したり、普段とは違う様子を見せることで、ハムスターも怖いと感じています。
ハムスターが地震を怖いと感じているときのサイン
では、実際に地震が起きた際ハムスターが怖いと感じている時に見せるサインについてです。
後ろ足で立つ
ハムスターは驚いたときや、怖いと感じたとき等、様子を伺う時に後ろ足で立つ様子を見せます。
地震のあとに、後ろ足で立っているときは、異変を感じ、怖いものの原因（地震）を探っているため、怖がっているサインです。
また、怖いと感じたときに、自己防衛のために威嚇をします。後ろ足で立ち、口を開けているときは、怖いものへの威嚇をしています。
這いつくばった状態でウロウロする
怖いと感じた時に、低い姿勢になり、危険を察知しようと、這いつくばった状態でゲージ内をウロウロします。
耳が寝た状態に
耳が後ろに寝た状態になったら、地震に怯えているサインです。
キーキージージーと鳴く
ハムスターは興奮状態になっているとき、キーキーやジージーと鳴きます。
地震が怖いと感じ、興奮状態になってしまったり、怖さへの威嚇をするために鳴いています。
飼い主を噛んでしまう
普段は触っても噛んだりしない子でも、地震の後に驚いたり、怖いと感じている状態で、飼い主さんが触れようとすると噛んでしまうことがあります。
恐怖を感じたり興奮してしまっている状態です。
巣穴に隠れてしまっている
ゲージの中の巣穴の中に入って、出てこなくなってしまうこともあります。
ハムスターが怖いときに感じる強いストレスに注意
ハムスターが地震を怖いと感じたとき、怖いという気持ちから強いストレスを感じてしまうことがあります。
ハムスターにとって強いストレスを感じるということは、後に体調不良に繋がることがあるため、注意が必要です。
強いストレスを感じたハムスターは以下のような変化が起こります。
食欲不振
ご飯やお水を食べたり飲んだりしなくなってしまいます。
睡眠過多
普段よりも睡眠時間が長くなることがあります。
瞳の変化
瞳が普段よりも輝きがなくなってしまいます。
ストレスが原因で体調不良になってしまっているときに起こります。
呼吸が早い
強いストレスが原因で呼吸が早くなってしまうことがあります。
地震の後もハムスターの様子に注意を
上記のように、地震が怖いと感じたことによる強いストレスで、食欲不振や体調不良を引き起こしてしまうことがあります。
地震のあともハムスターの様子をよく観察しておきましょう。
こういった場合、できるだけ早めにかかりつけの動物病院に受診しましょう。
また、地震により、避難が必要になった場合、かかりつけ医に受診できない場合は、避難所などに開設される負傷動物救護所を利用するとよいです。
地震が怖いハムスターへの正しい対処法
では地震が怖いハムスターへの正しい対処法についてです。
優しく声をかける
まずは飼い主さんがそばにいるということを伝えましょう。
恐怖心が強いときは大きな声だと、いつも以上に驚いてしまうため、優しく小さめの声で声をかけましょう。
落ち着くまでは触れない
すぐに抱き上げてあげたくなったり、撫でてあげたくなりますよね。
しかし、地震が怖いと感じ、警戒心が高まっていたり、威嚇モードに入りやすくなってしまっているため、すぐに触ったり抱き上げたりするのはやめましょう。
普段は噛んだりしてこない子でも、地震で怖いと感じたあとは、噛んでしまうことがあります。
落ち着くまではあえて触れないであげたほうがよいです。
ゲージに毛布などをかける
揺れが収まったら、ゲージに毛布や布、タオルなどをかけてあげましょう。
暗くなったり、視野を遮断してあげることで、ハムスターは安心します。
できるだけ安心感を与えてあげるために行いましょう。
おやつや食事を
普段あげているおやつやご飯をゲージの中にいれておいてあげることで、安心することもあるので入れてあげられるときは入れてあげましょう。
日頃からできるハムスターを地震から守るための対策
日頃からできるハムスターを地震から守るための対策についてです。
ゲージの置き場所に注意
日頃からゲージを置いている場所には注意してください。
高い場所にゲージを置いてしまっていたことで、地震の揺れでゲージが落ちてしまい、ハムちゃんが亡くなってしまうという事故もあります。
地震による強い揺れが起こっても、ゲージが落下しない場所に置いておきましょう。
また、ゲージの上に家具が倒れてきてしまうというようなこともあります。
家具を固定しておくことも大切ですし、家具が倒れてきそうな場所、物が落ちてきてしまいそうな場所には置かないようにしましょう。
ハムスター用の避難グッズを用意しておく
ハムちゃん用の避難グッズを用意しておくことも大切です。
最低でも2～3日分は、第一次避難用として用意しておきましょう。
その他、2～3週間分のストックも常備しておくとよいです。
避難用ゲージでの避難を
ハムスターと一緒に避難する際、普段使用しているゲージでの避難ではなく、避難用ゲージを使用するとよいです。
普段使用しているものを抱えて避難をするのは大変です。
避難用ゲージを活用することで、
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まとめ
いかがでしたでしょう。
ハムスターにとって、地震はとても怖いものです。
怖いと感じた時に強いストレスを感じることで、体調不良を引き起こしてしまうこともあります。
しかし、焦らずにまずは安心できるゲージ内でそっとしておくことが大切です。
一方でストレスによる体調の変化は察知してあげなければいけません。
食事量や水分摂取量を確認しながら様子を見てあげましょう。
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