災害に遭い、避難生活を送らなければ行けなくなった場合、猫ちゃんのトイレ問題が起きることがあります。
避難中は、普段とは異なる避難所や車の中で猫が排泄をしなければいけなくなる場合もあります。
また、猫ちゃんの猫砂がなかなか購入することができない事態になってしまうこともあります。
そこで今回は、避難中の猫のトイレはどうすべきか、準備しておくべきもの、猫砂以外のアイディアや注意点をご紹介していきます。
避難中のために猫のトイレを用意!鉱物系の猫砂は重い・・・

避難中のために、猫ちゃん用のトイレを用意しておきましょう。
最低でも2~3週間は過ごすことができるくらいのトイレ用のグッズを備えておくとよいです。
しかし、鉱物系の猫砂は量が多いと重く、持ち出すのが大変ですよね。
自宅で避難生活をできるとは限らず、避難所や車などで避難生活をする場合は持ち出す必要があります。
鉱物系の猫砂の中でも、小さい粒の軽量タイプのものなどもあるので、できるだけ軽いものを選ぶようにしましょう。
また、鉱物系猫砂ではなく、避難中は紙砂タイプを使用するという方法もおすすめです。
紙砂タイプであれば、持ち運びが楽になりますね。
猫砂が無くなってしまった場合
避難生活が予想よりも長くなってしまったり、用意していた猫砂では足りなくなってしまった場合は、シュレッターにかけたような紙、細かくちぎった紙、新聞紙を細かくちぎったものなどを代用しましょう。
新聞紙であれば避難中でも手に入ることがあるので活用してください。
鉱物系猫砂以外でも排泄をしてくれるように慣らしておく
鉱物系の猫砂でしかトイレをしたことがない猫ちゃんや普段から鉱物系の猫砂に慣れてしまっている猫ちゃんは、急に紙タイプの猫砂になってしまうと、トイレをしなくなってしまうことがあります。
トイレはかろうじてするものの、猫がストレスを感じてしまうことも考えられます。
そこで普段の生活の中で、紙タイプの猫砂にも慣らしておくようにしましょう。
最初は鉱物系の猫砂に少し混ぜてみて徐々に増やしていってあげたりすると慣れてくれます。
![]() | 価格:698円 |

![]() | 価格:3680円~ |

トイレ用容器・ゲージは折りたたみのものを・・・

普段使用しているトイレ用の容器やゲージでは大きすぎてしまうという問題もあります。
避難所での限られたスペースや車の中での避難生活では、普段の容器を持ち出したり使用するのは難しいものです。
そこで、避難中のためのトイレ用の容器は折りたたみのものを用意しておくとよいです。
折りたたみ式のポータブルトイレを活用することで、持ち出しが楽になります。
折りたたみタイプのトイレ用容器に慣らしておく
猫砂と同様に、急に避難中にポータブルトイレを使用し始めると、普段とは違う状況に猫ちゃんがストレスを感じたり、トイレをしなくなってしまうことがあります。
普段の生活の中で、程よい頻度でポータブルトイレも使用したことがあるという経験をさせておいてあげるとよいですね。
![]() | 【防災士のこだわり満載】 どこでもネコトイレ 折りたたみ 猫用 ポータブル 猫トイレ 撥水 お手入れ簡単 旅行 お出かけ 防災 避難 セカンドトイレ としておすすめ 価格:2500円~ |

避難中に出た猫のトイレのゴミはどうすべき?

避難中に出た猫のトイレのゴミはどうすべきなのでしょう。
ゴミの収集が通常通りある場合
通常通りゴミの収取が行われている場合は、各自治体のゴミ収集のルールに基づき燃えるゴミとして捨てて良いです。
袋にまとめておく
災害時、ゴミ収集が普段通り行われていない場合は、しばらくの間はゴミを保管しておかなければいけない場合があります。
避難所でも臭いが他の人の迷惑になってしまったり、車の中で避難生活を行う場合も、量が増えると臭いがきつくなってしまうことがあります。
そこで、臭いが漏れない袋を活用することをおすすめします。
![]() | 価格:1804円 |

![]() | 価格:1980円 |

避難中の猫のために用意しておくべきもの

避難中の猫のために用意しておくべきものについてです。
避難グッズを用意しておこう
猫の災害グッズ一時避難用
猫の避難グッズとして、まずは一時避難用の、すぐに持ち出せるセットを用意しましょう。
3~7日分を最低限の目安として準備します。
猫が災害によるパニックで暴れてしまっているときなど、一時的に保護するために、洗濯ネットが役立ちます。
洗濯ネットの活用
災害が起こった際、普段とは違う状況に不安や恐怖を感じ、猫ちゃんがパニックになってしまうことがあります。
普段は飼い主さんに抱っこされることを嫌がったりしない子や、穏やかな子でも、爪を立てて暴れてしまうようなことがあります。
すると避難に遅れを伴ったり、脱走の原因になってしまったり、飼い主さんが怪我を負ってしまうこともあります。
そこで洗濯ネットを活用することで、暴れてしまっていても、一度クレートに入っておいてもらうときなどに、とても役立ちます。
かわいそうだなという気持ちもあるかと思いますが、災害から猫ちゃんの命を守るための、とても大切で役立つ対処法です。
念の為、洗濯ネットを用意しておくと、万が一の場合にとても役立ちますね
![]() | 猫壱 おちつくネット (60670) 通院 爪切り 猫用品 猫用 ねこ用 ネコ用 洗濯ネット 価格:650円 |

![]() | 価格:3080円~ |

二次避難用自宅常備災害グッズ

避難生活を猫ちゃんとするための二次避難用の避難グッズも用意しておきましょう。
最低2~3週間分の避難グッズを用意しておくとよいです。
夏の場合
災害中に電力が停止してしまった場合、暑さによって体温が上昇し、熱中症になってしまう可能性があるため、体温を調節してあげられるものを用意しておくとよいです。
冬の場合
冬の場合も電力が停止してしまうと、体温が下がってしまいます。
暖めてあげることができるものを用意しておきましょう。
まとめ

いかがでしたでしょう
猫ちゃんが避難中にも、ストレスなく排泄することができるトイレを準備してあげたいですね。
飼い主さんも自分の分の避難用具と一緒に猫ちゃんと猫ちゃん用避難グッズを持って同行避難をしなければいけないとなると、荷物がとても多くなります。
できるだけ軽く、できるだけコンパクトにした状態で避難するためにも、紙タイプの猫砂や折りたたみ式のトイレ容器を活用するとよいですね。
普段から少しずつ紙タイプの猫砂やポータブルトイレの経験をさせてあげて、慣らしておきましょう!
おすすめペット一次避難用バッグ10点セット

コメント