愛犬が安心して過ごすことができる場所はどこでしょうか。
犬が安心して過ごすことがケージであるということで、地震の時にいのちを守ることに繋がることがあります。
また、避難が必要になった場合の避難中も愛犬にとってできるだけストレスなく過ごすことができます。
そこで今回は地震の時にも役立つ、愛犬の安心できる場所がケージであることについて、メリットと注意点も兼ねてご紹介していきます。
地震対策に！犬が安心して過ごす場所がケージであるメリット
愛犬が安心して過ごすことができる場所がケージであるととても良いです。
ケージが自分のテリトリーであり、安心して過ごすことができる、寝ることができる場所であるということはとてもベストな状態になります。
寝る場所がケージ
寝る場所がケージであることで、深夜の地震が起こったときの暗闇の中でも、停電してしまい電気がつかない状態でも、愛犬がいる場所をすぐに把握することができます。
落下物や家具の転倒から守られる
地震の際、ケージで過ごしていたり、飼い主さんがすぐにケージに入れてあげることで、高い場所においてある荷物や家具が転倒してしまった場合などに、ケージがあることで愛犬に直接落下したり家具が倒れてきてしまうことを防ぐことができます。
お留守番中にケージで過ごす
お留守番中にケージで過ごすことができると、不在時に地震が起きても、どこにいるのかすぐに把握することができます。
また、お留守番中に地震により食器や窓などが割れてしまった場所で走り回ってしまうというような状況も防ぐことができます。
避難中も愛犬のストレスを軽減してくれるケージ
避難中は普段とは違う場所で過ごさなければいけなかったり、違った生活スタイルになってしまったり、愛犬にとってストレスを大きく感じることがあります。
しかし、ケージが安心して過ごすことが出来る場所であると認識していることで、避難中のストレスを少しでも減らすことができます。
他の人への迷惑にもなりにくい
避難生活中は、犬が苦手な人が周囲に居るという状況になってしまうこともあります。
また、他の飼い主さんの犬と一緒に過ごさなければいけない場合もあります。
更には避難所によっては、人間と動物は同じ敷地内でも別の場所で過ごすというパターンの場合もあります。たくさんの動物を避難所で受け入れるために、ケージで区切られた場所で過ごすことになる形も多いのです。
そんなとき、ケージに慣れていないことで、無駄吠えが多くなってしまったり、周囲の人にとっては迷惑になってしまうということも残念ながらありますね。
そこでケージに慣れていることで、愛犬も安心して過ごすことができますし、周囲の人の迷惑にもなりにくくなります。
愛犬にとってケージが安心出来る場所に・・・練習方法と注意点
では愛犬にとって安心して過ごすことができる場所がケージであるという状態にするために、日頃から練習しておくことが大切です。
しかし、注意点もあります。
愛犬にとってストレスになってしまったり、ケージに慣れさせるつもりがケージが苦手な場所であるという認識になってしまわないように気をつけましょう。
ケージの用意
ケージが快適に過ごせる場所になるように環境を整えましょう。
ケージのサイズ
ケージのサイズは体長の２倍～３倍のものがベストです。
目安としては
高さは犬が立ち上がった時に頭がケージの天井にくっつかない程度の高さのものがよいです。
奥行きもトイレと寝床を作っても十分に余裕があり窮屈感なく過ごすことができる大きさがよいですね。
ケージの素材
おしゃれなデザインの木製のものやプラスチック製のものがありますが、地震のときにも命を守ることができる耐久性の高い金属製のものがベストです。
敷物とトイレの設置を
トイレの設置と寝ることが出来る場所を敷物やクッションなどを活用して作りましょう。
夏はひんやりする素材の寝床、冬は温かいふんわりとしたマットに変えるなどするとよいです。
ケージを好きになる練習方法
ケージが安心できて安全な場所であるということを教えていくことが大切です。
１．お気に入りのおもちゃなどを置く
まずはお気に入りのおもちゃなどをケージの中におき、自分からケージの中に入るということを促します。
好きなおやつなどを置くのもよいですね。
２．日常的に開けておく
ケージの扉を日常的に開けておきましょう。自分から入ったり出たりしながらケージで過ごすことを経験させていきます。
３．ケージで過ごす時間が増えてきたら
徐々にケージで過ごす時間が長くなってきたり、ケージの中で寝るような姿を見せるようになってきたら、扉を閉めて過ごすようにしていきます。
閉めた状態でも家族が声を掛けたり、時におやつをあげたりすることで【ケージの中にいても安心なんだ。】という気持ちになるのでぜひ取り入れてみてください。
ケージに慣らす時の注意点
ケージに慣らす時に、無理にケージに入れようとしたり、最初から扉を閉めてしまい、出たくても出ることができないという状況を作ってしまったりすると、ケージが嫌な場所、嫌いな場所という認識になってしまうことがあります。
無理に入れようとしたり、扉を閉めて過ごすことができるようになるまでを焦らずに、徐々に過ごせる時間を伸ばしていくようにしましょう。
ケージの前にペットカメラを設置しておくことでお留守番中も安心
災害はいつ起こるかわかりません。
お留守番中に災害、地震が起きてしまうこともあります。
そこでペットカメラをケージの前に設置し、ケージで過ごさせてあげることで、飼い主さんは愛犬の様子を把握しておくことができますね。
まとめ
いかがでしたでしょう。
地震発生時も災害後の避難中も、愛犬にとってケージが安心して過ごすことができる場所であることで、愛犬の命を守ることに繋がったり、愛犬へのストレスを軽減してあげたりすることができます。
深夜の地震やお留守番中も愛犬がどこにいるのか把握することができるので安心できます。
嫌な場所になってしまうことに気をつけながら、愛犬が安心して過ごすことができる場所にしてきましょう♪
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