災害時に愛犬と飼い主さんは同行避難・同伴避難を行うことになります。
避難所に避難することになるのですが、自治体によってはペット同伴避難不可とされている避難所も多くあります。
そこで愛犬を連れて避難をし、避難生活をしばらく行う場所として車という選択肢があります。
車での避難生活を行う場合、しっかりとした準備と注意が必要になります。
そこで今回は災害時に愛犬と避難生活を車で送る場合に必要になる準備物や注意点をご紹介していきます。
犬と同伴避難ができる避難所があるかどうか確認をしておく

まずはお住まいである自治体の避難所情報を確認しておきましょう。
自治体によってはペット同伴避難可能の避難所もあります。
逆にペット同伴避難不可の避難所しかないという場合は、車での避難生活について十分に考える必要があります。
「〇〇(お住まいの地域) 避難所 ペット同伴避難 可能」と検索をすることで情報を確認することができます。
犬と車で避難生活をするために必要なものは?

ではペット同伴避難不可の避難所しかないという場合、車での避難生活を送ることになります。
そこで必要になる物についてご説明していきます。
必ず必要になる避難グッズ
これらは自宅や車などに最低限避難グッズとして日頃から用意しておくことが大切です。
サッと持ち出すために3日分程度をカバンに入れておくものと、常時自宅や車に最低1ヶ月分を用意しておくものの2パターンで備えておくとよいです。
車での避難生活で必要になる避難グッズ
通常用意しておくべき避難グッズにプラスし、車での避難だからこそ用意しておいたほうが良い避難グッズがあります。

があると、小型クーラーや暖房器具を車でも使用することができるので用意しておくとよいですね。
犬との避難生活を車で送る際の注意点

では犬と避難生活を車で送る際の注意点についてです。
こまめな散歩や気分転換を
普段とは違う状況での生活に犬はストレスを大きく感じてしまいます。
そこでこまめに外に出て気分転換をさせてあげることが大切です。
周囲の危険をしっかりと確認した上で、こまめに外に出たり、お散歩をできる限り行いましょう。
もちろんのことですが、災害中に迷子になってしまうと、普段よりも捜索はかなり困難なものになります。
必ずリード又はハーネスをしっかりとつけ、更に念の為に名札、迷子札をしっかりと装着しておきましょう。
車からの犬の脱走に注意
車のドアや窓を飼い主さんが一瞬開けた隙に脱走をしてしまうということがあります。
また、気温調節のために窓を開けておいたことで脱走してしまうということも考えられます。
一瞬だから大丈夫と過信することなく、脱走には十分に注意が必要です。
短時間、一瞬だけドアを開けるという場合でも、必ず愛犬をクレートに入れた状態かリードを車のヘッドレストの部分などにしっかりと結んだ状態で窓やドアを開けるようにしてください。
更に就寝時や車の中でゆったりとしている時は必ずドアのロックは施錠しておきましょう。
犬と車で避難生活!おすすめのグッズ一覧
犬と車での避難生活を行う際にとても助かるおすすめグッズをご紹介します。
ぜひご参考にしてみてください。
車用換気扇
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コードレスで太陽光パネル搭載のため、災害時の避難中でも使用することができます。
暑さ対策にもなりますし、酸素供給や、空気の循環を促してくれます。
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温度計が搭載している方であれば、愛犬が快適に過ごすことができる室温になっているかも確認することができて便利ですね。
汚れ防止シート
長期間の避難生活になることもあるので、快適に過ごすことができるように汚れ防止を行うことも大切です。
普段のように水をたくさん自由に使用することができないような災害時は、シートで汚れを防止しましょう。
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折りたたみペットキャリー
車で使用する際のキャリーとして、普段のクレートやゲージでもよいのですが、折りたたむことができる車用のペットキャリーを使用するのも便利です。
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脱走防止!車用のリード
一瞬の隙に脱走してしまうということもあります。
普段は大丈夫な子でも災害の影響で普段よりも運動量が少なくなってしまっていたり、ストレスが溜まってしまっていたり、パニックになりやすくなってしまっていることで、脱走してしまうということもあります。
そこで車用のリード、シートベルトを活用することで脱走を防ぐことができるのでおすすめです。
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車用の犬用ベッド
普段とは違う状況で安心して過ごしたり睡眠を取ることができなくなってしまう子も居ます。
そこで普段から車に乗る時に活用していると災害時の避難中も安心して眠ってくれることに繋がります。
車用のペット用ベッドを活用してみるのもよいですね。
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まとめ

いかがでしたでしょう。
愛犬と車で避難生活を送るときは、車内の温度調節もとても大切ですが、脱走には十分に注意しなければいけませんね。
必ずリード、犬用シートベルトを使用した状態でドアや窓を開けるようにしましょう。
またストレスが溜まってしまわないように、こまめに外へ一緒に出たり、短時間であってもお散歩をしてあげることも大切ですね。
車での避難生活に役立つアイテムも活用しながら、できるだけ快適に過ごすことができるようにしておきましょう。

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