フェレットは繊細な面があり聴覚や嗅覚がとても鋭いですね。
フェレットは台風を怖がることがあるのでしょうか。
そこで今回はフェレットも台風を怖がるのか、その原因と怖がっているときに見せる行動のサインをご紹介していきます。
またそれに対して飼い主さんが行うべき正しい対処法も合わせてご紹介します。
体調不良を招いてしまうこともあるので注意していきましょう。
フェレットは台風を怖がる?

フェレットは台風を怖がることがあります。
その原因についてです。
雷や風・雨などの音
台風により強い風が吹いたり、大雨が降ったり、雷が鳴ることがあります。
その際、フェレットはとても聴力が鋭いため、人間よりも大きな音に聞こえていることで怖がることがあります。
また人間であれば、台風のせいでこのような音が鳴っているのだと理解することができますが、フェレットの場合は音が意味する状況を理解するところまでは追いつきません。
そのため、理由が分からない大きな音が怖いと感じるのです。
気圧の変化
フェレットは気圧の変化を感じることができます。
台風のときは気圧が大きく変化するため、その変化により不快な感じになったり、不安な気持ちになったりすることが怖がる原因になります。
飼い主さんの様子
台風の時は飼い主さんも不安な表情や声のトーンになることがあります。
そんな普段とは違う雰囲気をフェレットは感じ取ることができます。
そのため飼い主さんと一緒に不安になったり怖い気持ちになってしまうことがあるのです。
フェレットが台風を怖がる時の行動サインは?

ではフェレットが台風を怖がっているかどうかの行動のサインについてです。
隠れようとする
フェレットは怖がっているときに隠れようとする行動を見せます。
自分のケージに入り、中にあるクッションや毛布やタオルに潜って隠れるような仕草を見せます。
また普段は入ることがない家具の隙間などに入ろうとする行動を見せることもあります。
更には土を掘るような仕草を床で行うこともあり、穴を掘って逃げて隠れようという気持ちから見せる行動です。
固まって動かない
台風を怖がる時に、固まって動かなくなってしまうことがあります。
死んだふりをしているような様子です。
体を震わせる
怖がっているときは、体がブルブルと震えることがあります。
鳴く
フェレットが怖がるときは「キーキー」「シューシュー」というような声を出して鳴くことがあります。
台風による恐怖心から強い警戒をしているからです。
尻尾が膨らむ
フェレットの尻尾が膨らむようにポワっとする状態を見せることがあります。
パニックテールという状態で警戒心がマックスの状態になってしまっている時に起こります。
落ち着きがなくなる
ソワソワしたりウロウロしたりすることがあります。
フェレットが台風を怖がる時の正しい対処法

ではフェレットが台風を怖がる時に飼い主さんが行うべき正しい対処法についてです。
安心できる場所をつくる
まずはフェレットが安心できる場所や環境を作ってあげるとよいです。
ケージに入れてあげて、隠れることができるように毛布やタオルも一緒に入れてあげます。
この時普段から使用していてフェレット自身の匂いがついているものだとより効果的です。
またケージの上から毛布やタオルなどをかけてあげることで、視界がシャットアウトされ、環境音が聞こえにくくなり、安心してくれます。
部屋を薄暗くするのもよいですね。
そばに一緒にいる
飼い主さんがそばにいることでフェレットは安心してくれます。
しかしこの時、性格によっては警戒心が強くなってしまうことで、飼い主さんに抱っこされたり触れられたりすることも嫌になってしまう子もいます。
その場合は無理に触れたり抱っこしてしまうと、よりパニックを引き起こしてしまうので、傍で見守るようにしましょう。
嫌がらない場合は抱っこをしたりして落ち着かせてあげるとよいですね。
カーテンを閉める
部屋のカーテンは閉めて過ごすとよいです。
環境音が軽減されたり、雷による光を遮断することができます。
テレビや音楽で音を紛らわせる
台風による環境音をテレビの音や動画などを活用して誤魔化してあげるとよいです。
ホワイトノイズなどの動画も安心してくれることがあるので活用してみてください。
飼い主さんがいつも通り過ごす
飼い主さんが不安な気持ちになってしまっていると雰囲気をフェレットが感じ取り、より怖い気持ちになってしまいます。
できるだけ普段通りの表情や声のトーンで過ごしてあげたいですね。
台風を怖がるフェレットがストレスで体調不良になることが・・・

台風に怖がるフェレットは強いストレスを感じて体調不良に繋がってしまうことがあります。
フェレットが強いストレスを感じている時のサイン
ストレスにより起こる体調不良
ストレスによりフェレットが体調不良になったときは
しばらくはフェレットが安心できる環境を整えた上で様子を見るようにしましょう。
しばらくすると落ち着いてくれることがあります。
しかし、目安として24時間以上様子を見ていても改善されない場合は、念の為動物病院に受診し医師の診断を受けましょう。
まとめ

いかがでしたでしょう。
フェレットは鋭い聴覚や嗅覚、飼い主さんの雰囲気を感じ取ることができたりと、台風を怖がることがあります。
できるだけ怖がる気持ちが少しでも和らぐように対処してあげたいですね!
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