Q,うさぎのケージが狭いような気がしています。
適切なサイズのケージはどのように選べばよいのでしょう。
また狭いことによるリスクはありますか?
うさぎはとても活発な動物です。
そのため、ケージが狭いとストレスが溜まってしまったり、体調不良をおこしてしまう原因になったり、体への様々な影響を及ぼしてしまいます。
そのため、うさぎのサイズに合う正しいケージを選んであげることが大切です。
そこで今回はうさぎのケージが狭いことで起こる危険性や、適切なサイズのケージの選び方をご紹介していきます。
うさぎのケージが狭いことで起きる危険性

ではまずはうさぎのケージが狭いと起こる様々な危険性についてです。
運動不足
うさぎのケージが狭いと、運動不足になってしまい、筋肉や関節が弱くなってしまいます。
肥満にもなりやすくなります。
骨折や関節症
うさぎのケージが狭いことで、足腰が悪くなりちょっとしたジャンプなどで骨折しやすくなってしまいます。
消化不良
運動不足になると、腸の動きが悪くなり、消化不良や毛球症などになってしまう可能性が高まります。
ストレスがたまる
ケージが狭いと居心地が悪くストレスが溜まってしまい、ケージをかじるようになったり、足ダンをするようになったりします。
毛をむしるようになってしまうこともあります。
更にストレスがたまることで、体調不良を引き起こしたり、イライラしていて攻撃的になってしまうこともあります。
トイレとのスペースが狭い
うさぎのケージが狭いとうさぎの生活スペースとトイレが近くなり、ストレスの原因になったり、病気の原因になってしまうこともあります。
熱がこもりやすい
うさぎに対してケージが狭い状態だと、ケージ内の空気の循環が悪くなり、熱がこもりやすく熱中症のリスクが高まります。
うさぎにとって快適なケージの大きさの目安は?

ではうさぎにとって快適に過ごすことができるケージの大きさを正しく選ぶ時の目安についてです。
ケージの高さ
ケージの高さはうさぎが立ち上がった時に、耳が天井につかない高さのものがよいです。
床面積
ケージの床面積はうさぎが横に3回以上寝転がることができる大きさのものがよいです。
理想の大きさは
高さや床面積は上記の大きさは最低限の大きさになります。
しかし、更にうさぎが快適に過ごすことができるように、理想の大きさというものがあります。
室内に置くスペースがあり、うさぎにより快適に過ごしてほしいという場合は、
うさぎの体長の3~4倍の長さがあるケージがおすすめです。
うさぎのケージが狭い時の対応策
うさぎのケージがあるものの、成長とともに狭くなってしまっているという時は、ケージを買い替えるのが一番良いです。
しかしケージをすぐに買い替えることができない、部屋の広さ的に置くことができないという場合の対応策があります。
サークルを使用して行動範囲を作る
ケージは買い替えることができなくても、サークルを活用してうさぎの行動範囲を広げてあげることができます。
折りたたみ式のケージを使用してもよいです。
サークルを活用し、サークルの中を自由に走り回ることができる時間を作ってあげることで、運動不足の解消やストレス解消に繋がります。
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一日の中の数時間を自由に行動させる
1日の中の数時間の間だけ、ケージから出してあげて、自由に自宅の中を動き回ることができるようにしてあげるのもよいです。
しかしこの時、部屋の中の家具をかじったり、電気コードをかじってしまうことがあります。
誤飲の可能性もあるため、注意が必要です。
電気コードはカバーをしてかじっても感電の危険性がないようにしておいたり、床に物を置かないようにしたり、誤飲の可能性があるものは置いておかないようにすることが大切です。
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まとめ

いかがでしたでしょう。
うさぎが過ごすケージは十分な広さがあると快適に過ごしてくれます。
ケージが一番安心して過ごすことができる場所であると、お留守番中なども安心です。
そのため体のサイズに合うケージで過ごさせてあげましょう!
また、どうしてもケージを買い替えることができないという場合は、サークルを活用して、一時的に自由に走り回ることができる場所を作り、1日数時間は自由に行動させてあげる時間を作るなどするとよいですね。
うさぎは静かな動物に見られがちですが、とても活発な動物です。
肥満や病気、怪我を予防し健康的に過ごすために、運動不足にならないようにしてあげるためにも適切なサイズのケージを準備してあげることが大切です!
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