うさぎの赤ちゃんのお世話|飼い主がすべき飼育方法・注意点

生活

今回の記事の内容は・・・

うさぎが出産し赤ちゃんが誕生した時は、飼い主さんがとる行動がとても重要になります。

可愛いうさぎの赤ちゃんですが、飼い主さんの対応を間違えてしまうことで、命を落としてしまうことがある期間でもあるからです。

うさぎの赤ちゃんのお世話は繊細であり、生後数週間の間は命に関わる大切な時期です。

そこで今回はうさぎの赤ちゃんが生まれた時に飼い主さんができること、うさぎの赤ちゃんのお世話の仕方や注意点をご紹介していきます。

うさぎの赤ちゃんのお世話の仕方は?

ではうさぎの赤ちゃんのお世話の仕方についてです。

うさぎの赤ちゃん出産直後

うさぎの赤ちゃんが生まれた直後は、母うさぎは赤ちゃんのそばに居ないことが多いです。

飼い主さんから見ると、育児放棄をしてしまっているのではないかと心配になってしまいますが、育児放棄ではないことが多いので安心してください。

だいたい母うさぎは巣に居る赤ちゃんに対して1日1~2回の授乳を行う状態になります。

ここで飼い主さんが心配になり頻繁に赤ちゃんを触ってしまうと、母うさぎは警戒心が強くなり、育児放棄をしてしまう原因になるので注意が必要です。

生まれた直後から1週間程度は、飼い主さんはお世話をするというよりかは、そばで見守るということがお世話になります。

心配になってしまう気持ち、経験者としてものすごく解ります!
しかし距離を保ち心配な気持ちをグッと堪え、見守りましょう♪

巣作りの協力を

赤ちゃんのお世話を間接的に行います。

母うさぎが赤ちゃんのために巣を作ります。

赤ちゃんは体温調節ができないため、巣で温かさを保つ必要があります。

母うさぎは巣を作る時に牧草や自分の毛を抜いて作ります。

毛を抜いて作るのは正常なので安心してください。

巣を作るために、ティッシュや藁や牧草があると助かります。

飼い主さんはケージの中にティッシュや藁や牧草を用意してあげることがお世話になります。

赤ちゃんの授乳チェック

母うさぎが赤ちゃんに授乳をしているか確認しましょう。

だいたい1日に1~2回程度です。

母うさぎの母乳は栄養価が高いため、1、2回で十分です。

赤ちゃんをあまり触るのはよくありませんが、赤ちゃんの様子を見て、お腹がパンパンに膨らんでいるようであれば、母乳をしっかり飲むことができています。

一方でお腹の膨らみが確認できなかったり、赤ちゃんが痩せているような時や、ぐったりとしているような場合は、危険な状態です。

かかりつけの動物病院に連絡し、獣医さんに相談してください。

ずっと張り付いて見ているのは大変なので、【Furboドッグカメラ】を活用して授乳しているかをこまめに確認するのもおすすめです♪

巣の温度を確認

巣の中の温度は20℃~26℃を保つとよいです。

低すぎてしまうと危険なのでこまめに巣の中の温度を確認してあげるとよいです。

低い場合は室温での調節や巣に使用できるティッシュや藁や牧草を増やしてあげましょう。

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室内やケージ内の温度ではなく、巣の中の温度を確認する必要があるので、この温度計があるとかなり便利です!

巣箱の掃除

巣箱がひどく汚れてきたら掃除をしましょう。

しかし、すべてを入れ替えて掃除をしてしまうと、母うさぎが警戒してしまう原因になります。

汚れている一部を交換してあげるように掃除をしましょう。

うさぎの赤ちゃんのお世話!毎日の体重測定を

うさぎの赤ちゃんのお世話として、毎日赤ちゃんの体重測定をすることが大切です。

生後0日から体重測定を

生後0日から赤ちゃんの体重測定を毎日行います。

毎日同じ時間に測り、体重が増えているかチェックしてください。

毎日同じ時間に測っているのに、急に減少している場合は注意が必要です。

生後3週間目以降は

うさぎの赤ちゃんが生まれてから生後3週間目を過ぎたら、毎日ではなく、2~3日に1回のペースで測定するとよいです。

生後6~8週間以降は

生後6~8週間目以降は週に1回程度測定するとよいです。

赤ちゃんの体重測定のやり方は?

  • デジタルキッチンスケールで測る(1g単位が分かるもの)
  • 赤ちゃんを小さな容器に入れて測るようにする
  • 長時間触らずにすぐに巣に戻す

母うさぎが警戒しないように、長時間は触らずに測ったあとはすぐに巣に戻してあげるようにしましょう。

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1g単位で測ることができるデジタルスケールを使うことがポイントです!

うさぎの赤ちゃんの成長過程は?

うさぎの赤ちゃんの成長過程についてです。

  • 生後10日程度で目が開く
  • 生後2~3週間で毛が生え揃う
  • 生後2~3週間で巣箱から出て歩き始める
  • 3週間目以降殻は牧草やペレットをかじり始める
  • 生後6~8週間で離乳する

うさぎの赤ちゃんをお世話する時の注意点?

ではうさぎの赤ちゃんのお世話をするにあたり注意すべき点についてです。

人工飼育は難しい

うさぎの赤ちゃんをお世話する時に、専用のミルクで育てるという方法もあります。

しかしとても難しく生存率がとても低くなります。

できるだけ母うさぎからの授乳で育てることが大切です。

母うさぎのストレスに注意

母うさぎがストレスを感じてしまうと、赤ちゃんへの授乳を拒否するようになってしまうことがあります。

授乳期間中は普段よりも更にストレスを感じないように、環境を整えてあげましょう。

大きな環境音を感じさせないように静かな部屋で過ごさせたり、室温を20℃~26℃に保ったり、無理なスキンシップはしないようにしましょう。

オスうさぎとの隔離を

うさぎは出産後すぐに妊娠可能になります。

そのためオスうさぎと一緒に過ごしているとすぐにまた妊娠をしてしまう可能性が高いです。

出産後はオスのうさぎ母子うさぎは必ず別の場所で過ごすように分けましょう。

離乳後はそれぞれのケージを

離乳後は一匹につき、一つのケージを用意してあげるとよいです。

相性が悪く喧嘩をしてしまうということもあります。

まずは喧嘩や怪我のトラブルを防ぐためにも、一つずつのケージを用意し過ごさせてあげるとよいです。

それぞれケージやトイレを分けることでストレス対策にもなります。

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まとめ

いかがでしたでしょう。

  • うさぎの赤ちゃんのお世話は基本母ウサギにさせる
  • 授乳できているかの確認を
  • 巣作りに必要な素材を補充
  • 毎日うさぎの赤ちゃんの体重を計測するお世話をする
  • 巣の中の温度の確認をする
  • 人口飼育は難しい
ひとこと

うさぎの赤ちゃんの飼育は、基本的には母うさぎに任せるのが一番です。

飼い主さんがすべき赤ちゃんのお世話は母うさぎのサポートという感覚が良いですね!

うさぎの赤ちゃんがしっかりと育っているか、適切な環境下にいるかを確認してあげることはとても大切です♪

※本記事は、獣医師監修サイトやうさぎの専門情報を参考に執筆しています。うさぎの健康や食事に関する一般的な知識をもとにまとめており、実際の症例に応じて獣医師への相談をおすすめします。

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