犬を台風による浸水から守ろう!普段からできる対策方法・避難グッズ

今回の記事の内容は・・・

犬と事前避難できる場合は同行避難を

台風が上陸し、自宅の周囲に被害が大きくでそうである、浸水をする可能性があるということは、テレビやネットニュース、自治体の放送などにより情報をキャッチすることができます。

逐一、台風情報をしっかり確認、把握しておきましょう。

自宅が浸水する可能性がある

台風の暴風暴雨、川の氾濫、洪水などにより、自宅が浸水する可能性があるという場合、事前避難を視野にいれましょう。

事前に高台にある避難所、浸水の可能性が低い避難所などに避難しておくことで、浸水による孤立などから身を守ることができます。

自宅に浸水の可能性がある場合は、自宅周辺の避難所がどこにあるのか確認しておきましょう。

また、愛犬と一緒に同行避難するために、ペットも一緒に避難することができるのか否か確認しておく必要があります。

ペットの同行避難ができない場合

ペットの同行避難をすることができる避難所が近くにないという場合、車で浸水のリスクがないとされている場所に避難するか、自宅が2階建て3階建ての場合は上の階に避難するという選択肢があります。

愛犬と一緒に避難したいということで、同伴避難を自宅の2階に避難するということが多い傾向があります。

犬と暮す自宅で台風による浸水で困ることは

台風により、自宅の1階が浸水してしまった場合、困ってしまうことがあります。

  • 一階に愛犬のグッズをすべて置いていた事で犬が普段から使用しているグッズが使用できなくなってしまう
  • 避難グッズを用意していたものの、一階に置いてあったことで、使用することができない
  • 一階では愛犬がトイレをすることができるものの、二階ですることができない
  • しばらく買い物にいけず、愛犬の普段使用しているグッズ(ペットシートやご飯や水など)が足りなくなってしまう

自宅で浸水から身を守るために普段から行っておくべきこと

では、自宅の1階が浸水してしまい、2階に避難したときの事を考え、愛犬を守るために普段からしておくべきことをご紹介していきます。

犬の避難グッズは2週間分~3週間分ほど用意しておく

愛犬のための避難生活中に使用する避難グッズは、だいたい2週間から3週間分ほどの備蓄を用意しておきましょう。

フードや水やペットシートなど普段の生活で使用する量から2,3週間分くらいで使用する分を大まかに予想し、準備しておきます。

これらは、ローリングストックという形で、避難グッズとして用意している備蓄品から使用していき、なくなったら買い足していくというように普段からしておくことで、備蓄がなくなってしまったり、古くなって使用できなくなってしまうということを防ぐことができ、おすすめです。

避難グッズ避難用具を二階に

避難グッズをせっかく用意しておいたのにも関わらず、一階部分の浸水のせいで、濡れて使えなくなってしまう、取りにいくことができない、取りに行くにも危険が伴うということがあります。

そこで避難グッズは一階にも置いておくことも大切ですが、浸水のことを考え、2階にも置いておくようにするとよいです。

犬が2階でもストレスなく過ごすことができるようにしておく

普段よく生活している部分が1階であったり、トイレをするのが室内ではできない、2階ではできないなどと制限されてしまっていることがありますよね。

その場合、1階が浸水してしまい、2階で生活しなければいけないという要な場合、大きなストレスを感じてしまうことに繋がります。

  • トイレシートを敷いた場所で、シートを移動しても排泄をできるようにしておく。
  • クレートトレーニングでクレートの中で安心して過ごすことができるようにしておく。
  • 2階スペースでも落ち着いて過ごすことができるようにしておく。

そこで普段から上記のようなポイントに気をつけて準備しておくことが大切です。

犬を災害から守る避難グッズの用意のしかた

犬を災害から守るための避難グッズの用意のしかたについてです。

一時避難用持ち出し用の避難グッズと自宅用で備えておくようの避難グッズの2パターンで用意をしておくとよいです。

一次避難持ち出し用

一次避難持ち出し用はとして、いつでもすぐに持ち運べるように準備しておきましょう。

目安の量としては、最低3日~7日分と想定し、用意します。

  • ペットフード(お皿できれば使い慣れているもの)
  • おやつ
  • ペットシート
  • ビニール袋
  • 常備薬
  • 予防接種証明証と動物病院保険証のコピー
  • ハーネス又はリード

リードやハーネスは避難用で準備をする場合は、伸縮タイプではないものを用意しておきましょう。

自宅用災害グッズ(二次避難用)

災害のあと、避難生活を愛犬と一緒に行うための避難グッズです。

車の中や自宅、自宅の二階などに準備しておきましょう。

自宅用(二次避難用)避難グッズの場合は、最低でも2~3週間程度の量を想定して用意をしておきます。

そのため、普段からローリングストック(あるものから使っていき、使った分を補充していく)という手段で常備しておくようにするとよいです。

  • ペットフード+お皿(普段から使い慣れているものだと尚良)
  • 水+(お皿)
  • おやつ
  • おもちゃ
  • 歯磨き
  • おむつ
  • トイレシート
  • ウエットシート
  • ビニール袋
  • 常備薬
  • 予防接種証明証と動物病院の保険証コピー
  • 愛犬の写真と愛犬と飼い主さんが写っている写真

上記の避難グッズ+ゲージがあると過ごしやすいので準備をしておきましょう。普段使用しているおのでもよいですし、ポータブルゲージでもよいです。

夏場の避難生活の場合

夏場は暑い中で、電力が停止し、暑さで熱中症などの危険が及ぶ危険性があるため、体温を下げてあげられる物も一緒に準備しておくとよいです。

  • うちわ
  • 扇子
  • ひんやりマット

冬場の場合

冬場の避難生活の中で、電力が停止してしまっていると、寒さが強敵です。

寒さ対策ができるものも一緒に準備しておきましょう。

  • ブランケット(毛布)
  • ゲージを包めるサイズの毛布やアルミシート
  • 厚手の服

愛犬との避難!一次避難用避難グッズにおすすめの10点セット

最低限すぐに持ち出せる避難グッズとして用意しておく際、おすすめなのがペット用防災バッグ10点セットです。

避難用リードやクレートと一緒に置いておくことで、いざというときに、パッと持ち出すことができ、とても役立ちます。

バッグの中身は?

  • 水1本(2L)
  • ペット用折りたたみトイレ
  • ペットシーツ
  • 消臭袋
  • 水入れ・エサ入れ
  • ウエットティッシュ
  • 犬猫用ドライタオル
  • ジップロック
  • 笛・ライト
  • ペット防災アドバイスシート
  • 持ち物チェックシート

バッグの機能

  • バッグの側面にペットの写真がプリントできオリジナル防災バッグが作れる
  • 写真がプリントされているため、災害避難行動の際などに、迷子になってしまったときの捜索に役立つ
  • 保冷機能がある素材で熱を防ぎペットフードなどが日持ちする
  • トートバック型でバッグが自立するため、置いておきやすく持ち出しやすい

愛犬の一次避難用の避難用具として、とても役立つバッグです。

災害時に愛犬が脱走や迷子になってしまった場合、探す時には愛犬の写真が必要になります。

スマホに愛犬の写真が入っていても、災害時は充電が切れてしまい充電することができない場合もあるでしょう。

そんなとき、愛犬の写真をバッグに直接プリントしてあることで探す手助けとなってくれます。

  • 常備薬
  • 予防接種証明証と動物病院保険証のコピー  は、追加で入れておくと良いです。

また、バッグが大容量であるため、愛犬が好きなおやつや、小さめのおもちゃなども一緒に入れておくのもよいですね!

まとめ

いかがでしたでしょう。

  • 台風による被害を受けそうなときは、同行避難できる避難所が近くにあるか確認しておく
  • 浸水の可能性がある場合は車でどこか別の場所に避難するのか、自宅の2階以上部分に避難するのかを確認、決定する
  • 2階部分にも犬の避難グッズを用意しておく
  • 避難グッズは2,3週間分を想定して、ローリングストックを
  • 2階でもストレスなく過ごすことができるように日頃から身につけさせておく
ひとこと

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