犬が雷を怖がる!!原因と対策方法、落ち着かせる方法は?

今回の記事の内容は・・・

犬が雷を怖がる原因は?                   

愛犬が雷を怖がってしまっているのには理由があります。

まずは原因を知って理解をしてあげることが必要ですね。

雷から自分を守ろうとする

犬は警戒心が強いため、大きな音や普段とは違った状況を感じ取ると、自分の身を守るために防衛本能を働かせます。

雷の音や強い光は人間が感じるよりも、ワンちゃんは聴力がよいのでより危険で大きな音に感じています。

そういった危険を感じる音や光に対して、本来の防衛本能を働かせ、雷から身を守ろうとしているときに怖がる様子を見せるのですね。

雷によるオゾンの匂いに反応

犬は雷雨のときのオゾン層の独特な匂いを人間よりも嗅覚が優れているため、敏感に感じ取ります。

またその匂いが人間が感じるよりも強いため、大きな異変に感じていたり、耐え難い匂いだと感じていることがあります。

そんな異常なオゾン層の匂いにより怖いという気持ちが大きくなります。

飼い主さんの反応に対して

飼い主さんが雷に対して反応していたり、不安そうにしていたりすると、愛犬はそれを感じ取り、愛犬も怖い気持ちになるということがあります。

飼い主さんの気持ちを敏感に感じ取ることができるワンちゃんならではの怖がる原因ですね。

雷に対するトラウマ

一度でも雷で怖い思いをしたことがあるという場合、その時の怖かったという気持ちが相乗し、雷をものすごく怖いと感じるようになってしまっていることがあります。

近くに雷が落ちたことで、雷が上空で鳴っているときよりも、ものすごい音と光を経験し、そこからトラウマとなってしまう子もいます。

雷を怖がる犬の傾向や特徴

雷を怖がる子には傾向や特徴があります。

より過剰に怖がってしまう子には十分な対策が必要になります。

男の子と女の子

男の子(オス)と女の子(メス)とでは、女の子の方が恐怖心を抱く傾向が高いです。

年齢

ワンちゃんの年齢が高齢になるほど、雷への恐怖心が高くなる傾向があります。

去勢

去勢をしているか、していないかでは、去勢をしている子のほうが雷に対して怖いと感じやすい傾向があります。

普段から匂いや気圧に敏感

普段の生活の中でも、匂いや音や気圧の変化を敏感に察知し、反応を見せている子は、やはり雷に対しても怖がりやすいです。

犬が雷を怖がったときに見せる反応・行動

では、犬が雷を怖がっているときには、どのような反応や行動をみせるのでしょう。

反応・行動

  • ブルブルと体を震わせる
  • 吠えたり遠吠えをしたりする
  • 呼吸が早い
  • ウロウロ意味もなく歩き回る
  • よだれを垂らす
  • 普段はしないような場所でおしっこをする
  • その場から逃げようと走り回ったりする
  • 物陰に隠れてでてこない
  • 飼い主の声が聞こえていない状態

雷が怖い犬は雷恐怖症になることがある?

雷を異常に怖がってしまう子の中には、雷恐怖症という状態になり、体調を崩してしまうような症状が出てしまうことがあります。

変化

  • 食欲不振(ご飯も水も食べない飲まない)
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 血便
  • 心拍数の上昇

雷への恐怖により愛犬が怪我、最悪の場合も・・・

中には雷に対する怖さから、パニックを引き起こしてしまい、大きな怪我や最悪の場合は命を落としてしまう場合もないとは言い切れません。

パニック行動で怪我

雷が怖いその場から逃げ出したい気持ちからパニックになり、飼い主さんの声も届かず、走り回ったり暴れることがあります。

その際、壁に衝突してしまったり、家具に頭や体を打ってしまい、怪我をしてしまうことがあります。

ゲージの中にいても、ゲージの中でパニックになり、ゲージから出ようとするあまり、歯茎から出血してしまったり、歯が折れてしまったり、骨折してしまうということもあるのです。

熱疲労

パニックになると、体が熱くなり、体の水分と塩分が一度に失われます。

すると血圧が急低下し、失神してしまうというようなショック症状が起こる可能性もあります。

この場合、重篤な状態になってしまうため、いち早く動物病院に受診し手当てを受ける必要があります。

心臓病や呼吸器疾患がある場合

心臓病や呼吸器疾患があり、普段から激しい運動などを制限されているという子の場合、雷による恐怖で心拍数が上昇してしまうことは危険です。

過度なストレスや恐怖で心拍数が上昇してしまい、呼吸が早くなっている場合もとても危険な状態になります。

雷が原因で大きな怪我をしたり、体調を崩してしまったりということには、十分な注意が必要です。

大きな怪我、普段とは違う様子で体調不良が起こっているというようなときは、早めにかかりつけの動物病院に受診しましょう。

犬が雷を怖がっているときの対処法は?落ち着かせる方法は?

では犬が雷を強がっているときに落ち着かせるための対処法はどのようなものがあるのか確認しましょう。

愛犬が安心できる好きな場所に

愛犬が安心して過ごすことができる場所、部屋、などに連れていき過ごさせてあげるとよいです。

普段からよく安心して過ごしてる時間が長い場所がいいですね。

また、こういったときのために、クレートトレーニングを行っておくとよいです。

安心できる場所がクレートであることで、安全ですし、安心して過ごさせてあげることができます。

関連記事:愛犬にはクレートトレーニングを!避難所でも快適に過ごすために

飼い主さんは冷静にいつも通り

飼い主さんは雷に対してびっくりしてしまったり、同じように恐怖を感じてしまったりすることもあるでしょう。

しかし、できるだけ愛犬に不安が伝わらないようにするためにも、冷静に普段通りの飼い主さんのように過ごしてあげられるとよいです。

また、怖がっている愛犬に対して、普段よりも優しくしたり、過剰に抱っこしたりしていると、雷が鳴ったときは、怖がる様子を見せたほうが良いのだと勘違いしてしまうことがあります。

過剰に接したりすることはなく、普段どおり過ごしてあげるのが一番です。

生活音で紛らわせる

生活音のBGMなどを流したりして、外の音があまり聞こえない空間を作り紛らわせるのもよいです。

テレビの音量をあげたり、掃除機をかけたりするのも有効です。

犬が雷を怖がらないようにするための対策方法

では、雷が鳴ったときに、愛犬が怖がることがなくなるように、普段からしておくと良いおすすめの対策方法をご紹介していきます。

雷が鳴ったら楽しい時間になると教える

雷が鳴ったときは、楽しいご褒美の時間の合図なのだと教えます。

雷が鳴ったら、おやつなどを活用し、飼い主さんの近くに来たら、おやつをもらうことができるとするのです。

すると、どこかに隠れてしまったり、過剰に怖がりパニックになってしまったりということを防ぐことができるようになります。

音になれさせる

生活音や普段聞いている音以外にも、自然の音があるということになれさせるという方法も対策になります。

ユーチューブなどを活用し、雷の音を大きめに流したり、工事現場の音を流したり、近くの工事現場に実際に行って見たりします。

そうすることで、大きな音にも慣れてきます。

また、そのうるさい音の中でも、『待て』や『おいで』、『ハウス』、などの飼い主さんの指示が通るようになると尚良いです。

雷を怖がる愛犬を落ち着かせるためのアイテム

雷が怖いワンちゃんに有効であると言われている『たすき掛け』という方法があります。

たすき掛けをワンちゃんにすることで、体が一定の強さで程よく締め付けられます。

そうすることで、抱っこをされているような感覚、守られているような感覚で緊張や不安や恐怖が和らぐのです。

サンダーシャツがおすすめ

サンダーシャツがあると、さっと着せるだけで、程よくフィットし、抱かれているような安心感で落ち着いてくれることがあります。

サイズに合わせて試してみるとよいですね。

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その他、雷が怖いときだけではなく、様々な自然災害などで愛犬がパニックになってしまったときなどにも活用することができます。

万が一、留守番中に雷が鳴ったときのために・・・

万が一、雷を怖がってしまう愛犬がお留守番中に雷雨となってしまったとき、離れたところからでも愛犬の様子を確認することができたら、すこし安心ですよね。

そこで大活躍してくれるのが、

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になります。

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  • マイクとスピーカーが搭載されているため、愛犬に飼い主さんの声を届けることができ、離れていても声をかけられる
  • 暗闇の中でも愛犬の様子を確認することができるように、自動カラー暗視モードが搭載されている
  • おやつが飛び出す機能がついているため、愛犬におやつをあげることもできる
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また、有料機能を活用すると、AIによるFurdoドックシッターという機能を活用することができ、安全や健康のリスクを察知し、お知らせもしてくれます。

愛犬の様子を離れていても確認することができ、お留守番中の愛犬がパニックなどを起こすことなく、飼い主さんのことを待っていてくれているか確認できるのは安心につながりますね。

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まとめ

  • 犬は人間よりも雷の音や光や匂いに敏感で怖い
  • 性別・年齢・犬種によって雷に怖がりやすい傾向がある
  • 雷に怖がることで、普段とは違う反応や行動を見せる
  • 体調不良や怪我に要注意
  • 雷に怖がっているときは安心できる場所で過ごさせる
  • 飼い主さんは普段通りに接する
  • 雷を怖がらないようになる対策を普段から
ひとこと

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