犬，避難中

犬が一緒に避難所に入ることができない場合があります。自宅の近くにペット同伴避難不可の避難所しかない場合は車での避難生活を選択肢のひとつとしましょう。車で犬と避難生活を送るためのグッズを用意しておくことがおすすめです。車での避難生活中はお散歩をこまめに行い、脱走には十分に注意しましょう。

犬が地震の後にご飯を食べないということがあります。犬がご飯を食べない原因は地震が怖かったり、普段の生活とは異なる状況になったりということが挙げられます。できるだけ普段と同じ状態、普段と同じフードをあげたり、お散歩を増やしたりストレスを発散させてあげることで、食べるようになることがあります。3日以上ご飯を食べない状態が続いたら、動物病院に受診し診察を受ける必要があります。

災害時の避難中に犬が寒さで体調不良に陥ってしまうことがあります。災害中はすぐに病院に受診することができない場合もあるので、寒さ対策ができる避難グッズを用意しておくことが大切です。避難中の犬の寒さ対策に役立つポータブル電源を一つ用意しておくと安心です。

大地震のあとには津波が来ます。津波に飲み込まれてしまわないように、愛犬と一緒にスムーズに避難を行う必要があります。津波から逃れるために避難する際は、愛犬の脱走に注意して避難をする必要があります。キャリーケースやゲージに入れて避難をするか、抱っこ紐で抱っこをした状態で避難をするとよいです。万が一、津波に飲み込まれてしまい、飼い主さんとはぐれてしまった場合のために、ライフジャケットを着せておくこともおすすめです。

避難生活の中では、普段自宅でトイレをしている、外でしかトイレをしないという犬は避難所などで困ってしまうことがあります。避難所でもトイレシートを敷いていれば排泄ができるようにしておく必要があります。普段の生活の中でトイレシートで排泄をするときに、トイレというコマンドを覚えさせておいたり、トイレシートを移動下としても排泄できるようにしておくとよいです。また、避難所でも短時間のお散歩を取り入れてトイレをさせるか、おむつを活用するのもよいです。